【 テーマ 2 】情報通信技術を効果的に活用した学習指導や校務の推進
5 . Google Classroom を活用した学習環境の構築
5 . Google Classroom を活用した学習環境の構築
【教員】
視聴用の動画を選定しておく → Google for Education 活用ライブラリ>、Google Classroom 課題や資料の配布方法を工夫する>
Google Classroom の[課題]から、授業概要と以下の資料
□ 授業スライド
□ 学生用ワークシート:白紙の Jamboard >
□ 事後課題:事後課題用ドキュメント >
【学生】
教員が新規で作成した Classroom に児童生徒役で参加しておく
Classroom に投稿された内容を読むとともに今回の授業目標を確認する
※ここでは複数回の授業で実践された学習の流れを紹介しています
目標:
「Classroom の基本操作を理解し、教員権限での効果的な活用方法について検討することができる」
【 Classroom 投稿例 】
① 生徒役として Classroom に参加する
②[授業]から課題の確認・提出を体験する
③ 学校現場における活用で予想されるメリット・デメリットについて、グループで Jamboard にまとめる
これまで学校現場で一般的に行われていた業務(プリントを用いた課題配布・提出)と比較させましょう
① Classroom の基本機能を活用した授業実践事例についての動画を視聴する
② 2で検討したメリット・デメリットについて再考する
学生に紹介する授業実践事例は、Classroom の基本機能を活用した比較的容易に行えるものに絞りましょう
① 生徒と教員の権限の違いを確認する
② ペアで生徒役、教員役を担い、新たな Classroom を作成し、それぞれの立場から、資料の配布、課題の配布・回収・評価・返却を体験する
ペアで生徒役、教員役の設定を行うことで、つまづきやすいポイントを気軽に共有できるようにしましょう
① 朝の会や部活動、生徒会等でのユニークな活用事例を知る
② 学生自身で、教科指導以外での場面を想定して、どのような活用方法が考えられるか個人で検討する
③ 2のアイデアをもとに、Classroom を作成し、授業に参加した学生全員を招待し、課題を配布・提出させる
教科指導以外の場面に限定することで、柔軟に活用方法を検討できるようにしましょう
全ての機能を網羅的に学習させるのではなく、自分にとって必要な機能を調べる方法、新たな活用の工夫を見つける方法を身につけられるようにしましょう
この授業をきっかけに、Google Workspace for Education(以下、Google Workspace) を用いた教育について興味をもち、色々な活用方法を思いついたので、これからも少しずつ機能を使いこなせるようにしていきたいと思う
今まで紙でやっていた煩雑な作業を一元的に管理できる容易さは授業の様々な可能性を広げると感じた
Google for Education 活用ライブラリ >
他の Google Workspace のツールと連携した活用事例を積極的に見るように勧め、ツールの活用の幅を広げさせましょう
適切な事例を調べる方法や、先行事例を参考にして自分なりの活用を考える姿勢を身につけることが大切だと伝えましょう