【 テーマ 3 】児童生徒に情報活用能力を育成するための指導法
15 . Google Jamboard と Google Meet を活用した理科の教員養成
15 . Google Jamboard と Google Meet を活用した理科の教員養成
【教員】
Google Classroom の[課題]から、授業概要と以下の資料を共有する
□ 授業スライド
□ 学生用ワークシート:白紙の Jamboard >
□ 学生を数人のグループに分け、グループ分の Google Meet リンクを作成する
Classroom に投稿された内容を読むとともに今回の授業目標を確認する
※ここでは複数回の授業で実践された学習の流れを紹介しています
目標:
「Google Meet 上で Jamboard を活用し、遠隔授業においても協働的な学びを行うことができる」
生徒役として参加し、Jamboard の特徴を理解するため、実際に Jamboard に付箋を貼りアイデアを出し合う
分からないことは Google Chat や、Google Meet 上のチャット等でリアルタイムで質問できる環境をつくっておきましょう
① 各グループに分かれて Google Meet に接続する
② 教員役を 1 人決め、Google Meet の画面共有機能を使って、Jamboard の画面を参加者と共有する
③ 他の生徒と Jamboard を共有し、 1 人ひとりが異なる色の付箋を使ってアイデアを出し合う
教室内で複数で Google Meet に接続するとハウリングするので、各自マイク機能付きのイヤフォンを持参させるとよいでしょう
① 下記テーマで全グループ議論をする
「後輩のみなさんに、理科のよい先生になるための 3 つのアドバイスをするとしたら、あなたならどのようなことをアドバイスしてあげたいですか?」とする
② 議論した内容を Jamboard 上に記入し、類似した内容の付箋ごとにグルーピングし、まとめる
1 人につき最低、 3 つは付箋を入力するように指示しましょう
アイデアについてはお互いに批判しないよう指導しましょう
進行役は指名せず、学生の自主性に委ねましょう
「○○のよい先生」は他教科や、形容詞をいれる等、適宜工夫するとよいでしょう
議論した Jamboard の内容を、Google Meet を使って画面共有をさせながら、代表者が発表する
どのような話し合いが行われたのかを端的に発表できるよう促しましょう
Google Meet を使った授業では、一方的で単調な授業を避けるために、グループワークを活用して双方的な授業をしたり、リアクション機能を使った飽きさせない授業をしたりと工夫が必要だと思った
いきなり家庭学習等で Google Meet を活用する前に、まず対面の授業で使い方を指導してからのほうが、使い方の共通認識がもてるのでよいと思った
Google for Education でまとめている活用ライブラリ等、すでにある実践事例を参考にするとよいでしょう