２８歳。この物語の主人公。

ウィスコンシン州のはずれの田舎町デイジーに事務所を構える私立探偵。

除霊・悪魔祓い・オカルトを専門に扱う『怪奇探偵』である。

様々な事件を解決するうちに、避けられない宿命の戦いに巻き込まれてゆく。

１８歳。ウィリアムの事務所で、彼の助手として働く女性。

明るく快活、たまに天然。

妖魔（モンスター）に対して優しい一面もあり、その優しさが良い結果に導く事もあれば、

仇となる事もある。

ウィリアムに淡い好意を寄せているが、当の本人は気づいていないようである。

映画と音楽が大好きで、趣味は映画鑑賞と歌う事。

１年前にウィリアムに雇われているが、彼女にはどうやら自身が知らない秘密があるらしい…。

４０歳。デイジーの町の教会の神父。

祈りや布教活動のほか、悪魔祓いや除霊も行う。

彼もまた、ベテランのエクソシストでもある。

ウィリアムとは旧知の仲であり、協力して一緒に仕事をする事もある。

年齢より若く見られる事が多い。酒豪。

２９歳。ニューヨーク市警のオカルト部門担当。

町にはびこる数々の妖魔を退治し、平和に貢献してきた。

天才肌で冷徹な男だが、家族思いでもある。

妻のジェニファーには頭が上がらない。

幼い息子がいる。

２６歳。

アーネストに私的に雇われている女。

幻術を巧みに操る。

ナイトクラブで幻術を使って男を手玉に取り、マフィアに貢がせていたが、アーネストに捕まり改心し、

彼のために働く。犬好きで大の甘党。

２１歳。

アーネストに私的に雇われている男。

『人狼』の血を引いており、幼い頃より蔑まれ続け、すさんだ毎日を送っていたが、アーネストと出会い

彼に忠誠を尽くすと誓う。

５０歳。中国系アメリカ人。

オカルトショップを経営。

ウィリアムの行く先々で先回りして道具を売りつける、商魂たくましい男。

彼の娘もまた商人であるようだ。