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「朝起きたら子どもの熱が38度……でも仕事はどうしても休めない」
そんな経験、ありませんか?
保育園は体調不良のときには預かってもらえず、家族も都合がつかない。
こんなとき、働く親御さんにとって頼りになるのが「病児保育」です。
今回は、ベビーシッターとして病児保育の現場で活動している私が、
病児保育とはどんなものか、どんな注意点があるのか、そして実際にあったエピソードも交えて詳しくご紹介します。
「病児保育」とは、病気や病気の回復期にある子どもを、家庭以外で一時的に預かる保育サービスのことです。
提供方法には大きく分けて以下の2つがあります:
施設型病児保育:医療機関や専用施設で預かるタイプ
訪問型病児保育:シッターが自宅に来て保育を行うタイプ
特に訪問型は、慣れた自宅で過ごせるため、子どもにとっての負担が少なく、親御さんも安心して任せやすいのが特徴です。
病気のときに預けるからこそ、通常のシッター依頼とは異なる注意点があります。
以下の点は、私自身も大切にしているポイントです。
事前に小児科で診察を受け、「病児保育が可能かどうか」医師に確認しておくことは大前提です。
薬の服用や食事の指示があれば、必ずメモや指示書でシッターにも伝えてください。
「熱はいつから?」「吐いた?下痢は?」「水分は取れているか」など、詳しい体調の様子を伝えることが大切です。
症状が変化しやすいため、細かな変化を共有できるほど、適切な対応ができます。
急な発熱の上昇や嘔吐など、対応に迷う場面ではすぐに連絡が必要です。
病児保育中は、電話やLINEなど連絡手段をすぐ使える状態にしておくと安心です。
「本当はすごく心配だけど、仕事の都合でお願いしなきゃ…」
そんな気持ちもよくわかります。でも、無理に預けることが不安を大きくすることも。
迷ったときは、シッターや病児保育専門のスタッフに相談してみてください。
ここで、私が担当した病児保育の一例をご紹介します。
ある冬の日、保育園に通うお子さん(当時2歳前後)が急な発熱。
お母さまはどうしても休めないお仕事があり、病児対応可能なシッターとして私が朝から伺いました。
訪問時、体温は38.5度。食欲はなく、機嫌も少し不安定。
お母さまからは、薬のタイミング、嘔吐歴、水分の取り方について丁寧に引き継ぎを受けました。
私は、まず子どもが安心できるように、
大きな声は出さず、静かに、やさしく話しかけるところからスタート。
お気に入りの絵本があると聞き、同じものを何度も一緒に読んだり、
寝るときは手をそっと握って、少しの間添い寝したりしました。
その日はほとんど遊ばず、ほとんど寝て過ごす一日。
でも「この人といるなら、ちょっと安心かも」と思ってもらえるように、心地よい空気を意識して接しました。
お母さまが帰宅されたとき、「本当に助かりました」と感謝の言葉をかけてくださったのが印象的でした。
病児保育を利用することに、「本当は自分が看てあげたいのに…」という葛藤や罪悪感を持つ親御さんも少なくありません。
でも私は思います。
「誰かに頼ること=無責任」ではなく、
「安心して頼れる環境を作っておくこと=責任ある選択」だと。
体調を崩した子どもが、家で静かに過ごせて、
ママやパパは仕事に集中できる。
どちらか一方だけが犠牲になるのではなく、家族全体で支え合える方法の一つとして、病児保育がもっと広がってほしいと願っています。
病児保育とは、病気や回復期の子どもを預かるサービス
訪問型は自宅での保育なので安心感が大きい
医師の診断・連絡体制・体調共有が重要
実際に利用することで、親子ともに負担が軽くなることも
「子どもが体調を崩したら、誰かに頼れる」
そう思えるだけで、子育てはずっとラクになります。
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