ここまでは書式「%d」をprintf()関数の実引数に加えてきましたが、ここでは1つだけ実引数を加えて実行してみます。
下のプログラムを「list0104.c」という名前で作成しましょう。
list0104.cが作成できたら、コンパイル後に実行してみましょう。
「こんにちは。私の名前は[自分の名前]です。」と改行されて表示されれば成功です。
実際のプログラミングの場では、頻繁に使います。
例えばゲームで、プレイヤーに「スタートボタンを押してください」などの、ユーザに情報提供する際に多用されます。
List1-5とList1-6は省略しますが、List1-4の派生形です。List1-5とList1-6で作られる実行プログラムは全く同じ結果を出力しますが、
ソースファイルを解読したい場合には一行ずつ区切って出力しているList1-6の書き方が好まれます。
【文字列リテラル】
printf()関数の中の文字列は「"(ダブルクォーテーション)」で囲まれていました。C言語では「"」で囲むことで、囲まれた文字列を一つの連続した集団として認識します。これを文字列リテラルと呼びます。
注意なのは、文字列と呼ぶと2文字以上を想定してしまいがちですが、1文字の場合でも「"」で囲まないといけないということです。