第37

個体群生態学会大会 (2021)


2021年11月6日(), 7(日)


龍谷大学オンライン開催

お知らせ

日本語/English


  • 2021/11/25 お待たせしていましたポスター発表賞についてここで発表しました。

  • 2021/11/20 受賞講演および各種シンポジウムの録画映像を大会コアサイトで公開しました。大会コアサイト閉鎖予定の12月23日までご覧いただけます。

  • 2021/11/01 大会参加(聴講のみ)直前申し込みを開始しました(水曜日まで)。以下のページの条件をよく読んでいただき、登録をよろしくお願いします。

  • 2021/10/27 ポスター発表コアタイム等に使用できるバーチャル空間oViceのリハーサルを本日12:30-13:00に行います。使用に不安のある方は大会コアサイト中のリンクから入場してください。ユーザー登録の必要はありません。

  • 2021/10/26  本日までに支払いが確認できた方にはWelcomeメールを送信しました。まだ届いていない人は運営側では支払いが確認できていません。

  • 2021/10/22 参加登録者全員に「Meeting Core Site Open: 大会コアサイト開設のお知らせ」という件名で大会コアサイトの情報についてメールしました。スマフォ等でさらっとスクロールして適当に読まないでください(必要なことしか書いていません)。最後までじっくりじっくり読んでください。これまでの参加登録や支払いについて、説明をちゃんとお読みにならずに生じたとみられるミスが多発しており、その対応のために実行委員会と事務局職員の過重労働がまずくてまずいです(少額ですが余分な支出も出ています)。

  • 2021/10/15 ポスターは16:9 (横長)の比率で作ることをお勧めします(PCの横長画面で全体を表示しやすいので)。

  • 2021/10/09 ポスター発表者は要旨の登録をお願いします(登録は10月20日まで)。ポスターリストも公開しました

  • 個体群生態学会奨励賞受賞者学会フォーラムの情報を公開しました。

  • 2021/09/13 参加登録とポスター発表申し込みを開始します(10月8日まで)。

  • 2021/09/10 日程公募シンポジウムの情報を公開しました。

  • 2021/09/01 公募シンポジウムへの応募ありがとうございました。募集を締め切り、近日中に企画・日程を公表いたします。

  • 2021/08/11 公募シンポジウムの枠が若干空いているため、再募集します(締め切りは8月末ごろ、規定数が集まり次第締め切ります)。日本語)(英語

  • 2021/07/07 公募シンポジウムの募集を開始します(締め切り:8月7日)。(日本語)(英語

  • 2021/07/06  二つの大会企画シンポジウムについてその概略を公開しました:「瀬切れと回遊魚」「新しい材料

  • 2021/05/31 「開催にあたって」を公開しました。


開催にあたって

日本語/English

 個体群生態学会第37回大会は,龍谷大学先端理工学部内に実行委員会を設置し昨年度の環境DNA学会との合同大会と類似したシステムによりオンラインで開催いたします.2020年年初からのsars-cov-2ウイルスの流行に際して,証拠に基づく政策立案(EBPM: Evidence Based Policy Making)の重要性が浮き彫りになると同時に,職業科学者による専門分野外に関する証拠に基づかない発言や仮説が各種メディアで肯定的に取り上げられる問題も顕在化しました.個体群生態学が害虫防除の現場などでEBPMに貢献する知見を蓄積してきたことに思いをはせながら,科学と社会の関係や今後の集団生物学の発展をも見据えた意見交換ができる大会になれば幸いです.

 また,研究分野および学会の規模の大小にかかわらず「研究者集団」の持続可能性を高めるためには,構成員の多様性の維持・促進機構を早急にデザインする必要があると考えます.したがって,学会の顔の一つとなる(大会企画・公募)シンポジウムにおいては企画者及び講演者の多様性確保を重視したいと思います.公募シンポジウムの提案においては、任期無し常勤教員・任期無し常勤研究者の男性のみで構成されるようなシンポジウムの企画はくれぐれも避けてください.企画者・講演者が男性のみとなる企画もできるだけ避けてください.実行委員会で企画する大会企画シンポジウムにおいても多様性を最大限考慮します.Hill number (有効種数指標)を使って多様性を定量化・可視化することも検討中です.


本大会では,二つの「大会企画シンポジウム」を企画準備中です.「新しい材料に挑戦するために(仮)」では,論文や教科書だけではなかなか学ぶことのできない実験方法や調査方法のノウハウを多方面から紹介する予定です.「河川回遊生物を取り巻く社会-生態システム(仮)」では,河川の瀬切れを引き起こす諸要因や瀬切れによって河川生物が受けるインパクトについて紹介する予定で調整しています.

今回は上記の大会実行委員会が企画するシンポジウムの他に,公募によるシンポジウムの枠を件設けます.公募シンポジウムの企画は,会員に限らず,個体群生態学とその関連分野に関心を持つ研究者から広く募集いたします.詳しくは,今後公開予定の本大会ウェブページ内の公募要領をご覧ください.


龍谷大学内においては個体群生態学会会員が一人しかいない状況です.本大会の実行委員会は委員一人(龍谷大学・三木健)・事務局一人(龍谷大学・松田藍)という最小規模での構成としました.小規模学会における大会運営は実行委員会への大きな負担となるのが常ですが,今後の大会運営の省力化のテストケースになれば幸いです.きめ細やかなサービスの提供ができなかったり個別対応などをお断りしたりすることがあるかと存じますが,ご協力賜りますよう,よろしくお願いいたします.


2021531日 大会実行委員(長) 三木 健