ソフトウェアをライセンスで利用している場合、ライセンサーが倒産するとソフトウェアのメンテナンスが受けられなくなり、長期にわたって蓄積したデータを放棄せざるを得なくなります
ソフトウェアエスクローは、ライセンサーに不測の事態が生じたときにもソフトウェアのメンテナンスを可能にするためのシステムです
ソフトウェアエスクローはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、欧米では以前からこの制度が活用されており、海外の企業とソフトウェア取引を行う場合に、ソフトウェアエスクローの契約を求められることがあり、ライセンス先の企業の国のエスクロー・エージェントにソースコード等を預託するケースも多くみられました
日本では、一般財団法人ソフトウェア情報センターがエスクロー・エージェントの業務を行っています。ソフトウェアのライセンスにあたって「エスクロー」という言葉が出てきた際には、是非ご相談ください