スバルの旧車フォト記録簿。Japanese old car pictures and review/ Subaru edition.
スバル・ヴィヴィオT-TOP(KY3型)は富士重工40周年記念車として限定3000台販売された軽自動車。デタッチャブルルーフと呼ばれる3分割のルーフと電動リアウインドウを採用。その組合わせでクーペ・リアオープン・Tバールーフ・オープントップ・フルオープンと形態が変えられた。
軽ワンボックスカーのスバル・サンバーディアスをベースに小型車に再設計された2代目スバル・ドミンゴ。小型車だが基本が軽ワンボックス車ベースの7人乗りワゴン車だったので、ミニマムワンボックスワゴンに分類される。キャンピングカー仕様として色々な装備品を搭載したスバル・ドミンゴ アラジンというモデルもあった。
スバルが最後に自社生産した軽トールワゴンのスバルステラ(RN系)。シンプルなデザインの標準モデルと専用のグリルやバンパー、4灯式プロジェクターヘッドライト、大型フォグランプを採用した「ステラカスタム」と「ステラリベスタ」の3種類のモデルがあった。2009年には電気自動車「プラグイン ステラ」を発表した。一般向けには市販化せず法人・自治体向けに少数納入された。
スバルの主力車種のDセグメントサイズの4代目スバルレガシィB4(BL型)。先代より衝突安全性能向上の為に車幅を拡大したセダンモデル。スバルレガシィB4 STIはレガシィB4 2.0GTをベースにしてメカニズムや内外装をSTIが監修をした限定コンプリート車。
6代目スバルサンバー(TT1型)は軽自動車規格変更で全長と全幅が拡大されている。スバルサンバートラックはRR駆動の軽トラックでエンジンの配置と農道での走行性が良いことから「農道のポルシェ」と呼ばれた。スバルの販売店からの一般販売の他に全農が取り扱う「JAサンバー」という農業に特化した専売車種も販売されていた。
2003年に登場したスバルの軽自動車のスバルR2(RC型)。居住性よりもデザインや走行性能を重視したスタイリングだった。当時のスバルのスプレッドウィングスグリルを採用したフロントグリルを採用。2005年には2ドアクーペのスバルR1(RJ型)も販売された。1969年に販売されていたスバルR-2(K12/12W型)と名前が似ていることで混同されやすいが別車種である。
スバルのCセグメントクラスの乗用車になるスバルインプレッサ(GD型)。スポーツタイプのWRXモデルやスポーツワゴンと比べて大人しい感じのするエントリーモデルのスバルインプレッサ1.5iセダン。シンプルで操作性が良いバランスがとれた車。写真は「スプレッドウィングスグリル」を採用した後期型。
2014年に日本市場向けの専用ワゴンモデルとして投入されたスバルレヴォーグ(VM型)。5代目レガシィツーリングワゴンより小さく日本の交通環境で扱いやすいボディサイズ。エクステリアはスバルのモチーフの「ヘキサゴングリル」や「ホークアイヘッドランプ」を採用。インテリアはピアノブラック調パネルをステアリングはD形ステアリングを採用している。
トヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業による業務提携強化で誕生したスバルルクラ。シートリフターやチルトステアリング、ディスチャージヘッドランプを採用等を標準装備したトールワゴン型の軽自動車。ダイハツ工業が製造してスバルへOEM供給した車でダイハツ・タントエグゼは兄弟車。
2代目スバルフォレスターSG系はスバルインプレッサのプラットホームを共有したクロスオーバーSUV車。立体駐車場にも入れる全高1550mmを実現した車高の低いモデル。ステーションワゴンの利便性とSUV車の走破性を兼ね備えたシンプルなデザインの人気車だった。
3代目スバルインプレッサが登場してから約1年遅れで販売が開始された4ドアセダンのインプレッサアネシス(GE型)。オーソドックスなセダンスタイルで室内はスエードと本革を使用した落着いた雰囲気だった。エンジンはターボ搭載は無くWRXの様なスポーツモデルも用意されなかった。優れた直進安定性と軽快なハンドリングのセダンだった。
1959年にスバル360の派生モデルとして登場したスバル360コンバーチブル。強度に影響のないFRP製の屋根部分を取り外してキャンバストップにした軽自動車。シトロエン2CVやフィアット500など欧州のコンパクトカーに多く見られる手法を取入れたスタイリング。当時エアコンの無いのが普通だった軽自動車に開放感のある走行を提案した貴重な車です。
軽自動車に1000ccのエンジンを搭載したスバルドミンゴやオペルのOEMのスバルトラヴィックに変わる自社開発の7人乗りミニバンとして2008年に登場したスバルエクシーガ。外観は5代目スバルレガシーBM/BR系のツーリングワゴン風のスタイリングだが全高は1660mmとミニバンサイズだった。
ロングセラーだったスバル360の後継車種として1969年に発売したスバルR-2(K12型)。先代のスバル360よりホイールベース延長して居住性を拡大トランクスペースを追加した。軽自動車の4ドア化が主流になり他社の競合車種が強力だった。その影響でスバルR-2(K12型)は僅か4年で販売終了。
北米マーケット向けにボデイサイズが大型化されたクロスオーバーSUV車の3代目スバルフォレスター(SH型)。エクステリアもスクエア状のエッジを効かせたデザインに変わり従来のサッシュレスドアからサッシュドアに変更されている。先代のステーションワゴンSUV車のスタイルからクロスオーバーSUV車のスタイルへの変化は、北米では高評価をだったが、日本の旧型オーナーにとっては、肥大化・重重量化と受け止められた。
スバルのコンパクトスポーツワゴンの2代目インプレッサスポーツワゴン(GD型)。GD型はマイナーチェンジごとにフロントグリルのデザインが大きく変わった。マイナーチェンジを繰り返しヘッドライトの形状から「丸目」、「涙目」、「鷹目」と通称で呼ばれていた。WRC(世界ラリー選手権)に参戦して活躍しました。
スバル(富士重工業)時代に開発した軽自動車のスバル360。写真は商用車として開発されたスバル360カスタム。リアエンジン・リアドライブ方式の車体をベースにして荷物室空間を確保してた商用バン。乗用車タイプのスバル360のボディラインを壊さず商用車に処理されています。イタリアのフィアット500とフィアット500 ジャルディニエラと同じ発想です。
2代目になるスバルレガシィランカスター(BH型)はステーションワゴンタイプのクロスオーバーSUV車。スバルレガシィグランドワゴン、レガシィランカスターは日本国内での名称でステーションワゴンのみ販売されていた。北米ではスバルレガシィアウトバックという名称で4ドアセダンとクロスオーバーSUV車の2車種が販売された。
スバルがクーペに近い2+2シーターパッケージで新世代のスバルの軽自動車としてスバルR1(RJ型)を2005年販売に開始した。スバルの前身が航空機製造という理由でスプレッドウィングスグリルと名づけられた航空機をモチーフにデザインしたフロントグリルを採用している。
2001年発売販売された7人乗りミニバンのスバルトラヴィック。当時スバルはミニバン車種が無かった為、資本提携していたGMグループのオペルザフィーラを国内向けに改良して販売した。スバルトラヴィックはベース車がドイツのアウトバーンを安全に巡航、長距離移動ができるように設計されていた為、安全性や高速走行は優れていて評価は良かった。
1990年に軽自動車の新規格に対応した排気量が660ccのエンジンが搭載された5代目のスバルサンバー。商用バンの他にワゴンタイプのスバルサンバーディアスもあった。上級グレードにはカーエアコンとパワーステアリングを標準装備も用意された。
2002年にスバルテクニカインターナショナル(STi)が、2代目スバルインプレッサスポーツワゴン専用の前後バンパーやフロントグリルなどをポルシェデザイン社に依頼してた完成させたモデルがスバルインプレッサType Euro。ノーマルタイプのスバルインプレッサスポーツワゴンとかなり違う雰囲気です。
軽自動車のスタイルがトールワゴンに移行し始めた1990年代にスバルヴィヴィオの後継車として登場したスバルプレオ(RA型)。ボンネットタイプの6ライトウインドウのハッチバックスタイル。一般的な軽自動車のトールワゴンより低めの車高だった。スバルR2やスバルステラの影に隠れながらも12年を超え販売された長寿車。
The Subaru cars edition of Old Car Photos introduces nostalgic old cars such as passenger cars (sedans and hatchbacks, light cars, and commercial vehicles) from Subaru, which develops cars from a unique perspective. JDM Japanese classic cars photo.
旧車フォト懐かし自動車/ スバル編