Mazda Old car

旧車アーカイブ・マツダ編

マツダの旧車フォト記録簿。Japanese old car pictures and review/ Mazda edition.

マツダ・デミオ DW型

1996年 Mazda Demio

初代マツダ・デミオはマツダ・オートザムレビューとフォード・フェスティバをベースに開発された。コンパクトカーながら5人乗りで荷室が広い小型ワゴン。エクステリアはシンプルで箱型で車高は高い。OEM車両で姉妹車はフェスティバ ミニワゴン5WF型がある。

マツダ・デミオ 1996年
マツダ・デミオ 1996年

マツダ・ボンゴ

1983年 Mazda Bongo

3代目マツダボンゴ(E8型)はキャブオーバースタイルの商用車。バン、トラックともシンプルで実用性が高く多くの車種バリエイーションがありました。当時は商用ワンボックスカー車種のスタイルの呼称が「ボンゴ」と呼ばれるくらいスタンダードな人気車だった。マツダからのOEM車として3代目日産バネット(S20型)がある。

マツダボンゴ (1983年)

マツダ・オートザムAZ-1

1992年 Mazda Autozam AZ-1

マツダから1992年に販売された軽自動車の2座席スポーツクーペのマツダ オートザムAZ-1。外装にFRPを採用した車両重量720kgの軽量ボディにエンジンをミッドシップにレイアウトしている。最大の特徴はガルウイングドアを採用したグラスキャノピーデザインのエクステリア。1993年にはマツダからOEM供給で兄弟車としてスズキ・キャラが登場した。

マツダ オートザムAZ-1 (1992年)
マツダ オートザムAZ-1 (1992年)

マツダ・プレマシー

2010年 Mazda Premacy

マツダのコンセプトカーの「NAGARE」を量産化したコンパクトミニバンの3代目マツダプレマシー(CW型)。マツダアクセラ(BL系)に似たフロント廻りのデザインとボディサイドの水の流れをイメージしたプレスラインのデザインが特徴。先代同様に多彩なシートアレンジが出来る「カラクリ7thシート」とアイドリングストップ機構の「i-stop」を搭載。姉妹車でマツダからOEM供給で日産ラフェスタがある。

マツダプレマシー(2010年)

マツダ RX-7

1991年 (Mazda RX-7)

1991年に登場したロータリーエンジン専用車のマツダ RX-7(FD3S型)。1996年に当初の「アンフィニRX-7」から「マツダRX-7」に車名が変更。単室容積654 cc×2の13B-REW型ロータリーエンジンを搭載。初代マツダコスモスポーツのイメージに近いワイド&ローのフォルムの流麗なデザインをした2座席スポーツカー。

マツダ RX-7 (1991年)
マツダ RX-7 (1991年)

マツダ・ファミリア800

1963年 Mazda Familia 800

1963年から1968年まで生産されたマツダファミリア800。オート三輪から乗用車生産に脱却しだした東洋工業(マツダ)がキャロル用エンジンの排気量を782ccに拡大して搭載しファミリーカーとして販売した。車種はセダン・商用バン・クーペ・トラックと多彩だった。4ドアセダンと2ドアクーペはイタリアのベルトーネがデザインしています。

マツダファミリア800 (1963年)
マツダファミリア800 (1963年)

マツダ・ファミリアNEO 

1994年 Mazda Familia NEO

8代目マツダファミリアの3ドアハッチバッククーペとして登場したマツダファミリアNEO。当時フォードのデザイナーのパトリック・ルケモンがデザインを担当している。エクステリアは流麗なボディラインを採用していたが全長とホイールベースは短く車高が高いためバランスが悪かった。国内市場では人気にならず2年足らずで販売終了。その後オーソドックスなフォルムのデザインの3ドアハッチバックが登場した。

マツダファミリアNEO (1994年)

マツダ R360クーペ

1960年 Mazda R360 Coupe

マツダのエンジニアの山本健一氏をリーダーに開発されたマツダR360クーペ。2ドアクーペスタイルの4人乗りの軽自動車で2+2のシートレイアウト採用していた。その後の世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した初代マツダコスモスポーツ(L10型)にデザインコンセプトが引き継がれている。

マツダ R360クーペ (1960年)
マツダ R360クーペ (1960年)
マツダ R360クーペ (1960年)

マツダ・ ボンゴフレンディ

1995年 Mazda Bongo Friendee

1995年にマツダボンゴワゴンとマツダブローニィワゴンの後継モデルとして登場したミニバンのマツダボンゴフレンディ。ルーフ部分が電動で持ち上がりポップアップ式テントの様に2階席のスペース出来るオートフリートップ(AFT)機能が採用された車種もあった。キャンピングカーみたいな使い方が出来るため当時はアウトドア派のユーザーに高い人気があった。

マツダボンゴフレンディ (1995年)

マツダ・キャロル 

1995年 Mazda Carol

スズキアルトのプラットフォームをベースに1995年に登場した3代目マツダキャロル(AC6P型)。イタリアのアウトビアンキのイメージで丸みを帯びたノッチバック風のスタイリング。軽自動車の販売不振で1998年にマツダは38年間続いた軽自動車の自社開発・自社生産を終了した。

マツダキャロル  (1995年)

マツダ・ファミリアクーペ1000

1965年 Mazda Familia Coupe

1963年にマツダキャロルのエンジンを800ccに拡大したものを搭載した商用車のライトバンから販売がスタートしたマツダファミリア。その後マツダファミリアセダンに続いて1965年登場したマツダファミリアクーペ1000。個性的なイタリアンデザインのスタイリングはマツダルーチェと同じくベルトーネのデザイン。

マツダファミリアクーペ1000 (1965年)

マツダ・ロードスターNA型

1989年 Mazda Roadster NA

1989年シカゴオートショーでMazda MX-5 Miataとして登場。ライトウェイトオープンスポーツのオープンカーで1989年にマツダから販売が開始された初代マツダロードスター(NA型)。内外装デザインに日本の伝統をモチーフに素材やアイテムが取入れられている。世界中で人気を得てマツダのブランド名を高めた車種。

マツダロードスターNA型 (1989年)

マツダ・カペラ ワゴン GW型

1997年 Mazda Capella

1997年に登場した7代目マツダカペラワゴン GW型。先代より室内の内装質感の改善されたマツダの主力車種。ワゴンは欧州市場を意識して多彩なシートアレンジと収納アイデア装備を備えていた。ラインナップは他にセダンと海外向けには5ドアハッチバックがあった。カペラの名称は国内のみで使われ海外での名称はMazda 626が使われた。

マツダカペラ ワゴン(1997年)
マツダカペラ ワゴン(1997年)

マツダ  MPV

1990年 Mazda MPV

マツダが北米向け専用車だったマツダMPVを1990年からマツダ・アンフィニ MPVという名称で国内販売を開始。プラットフォームはルーチェ用のマツダ・LVプラットフォームを使用した全長4660㎜×全幅1825㎜×全高1815㎜の8人乗りのミニバン。日本市場でミニバンブームを作った車種。初期型はリアドアの窓は開閉出来ない固定式でサイドドアはスライド式でなくヒンジ式を採用している。

マツダ MPV (1990年)

マツダ・ プレマシー

1991年 Mazda Premacy

1991年に登場した初代マツダ・プレマシー(CP8W型)はマツダCPプラットフォームをベースに開発されたコンパクトミニバン。小回りのきく全長の4300mmの短めなボディに3列シートの7人乗りが可能な広い室内空間を確保していた。またフォードブランドでフォード・イクシオンとしてOEM供給もされていた。

マツダプレマシー

マツダ・ ルーチェ 

1986年 Mazda Luce

1986年に登場した5代目マツダルーチェ HC3S型 。欧州車の雰囲気の落着いたエクステリアデザインから「広島ベンツ」と愛称がついた。セダンがV型6気筒エンジン、4ドアHTはロータリーエンジンが搭載されていた。セダン型のロータリーエンジン搭載車はこの5代目マツダルーチェが最後のモデルになる。

マツダルーチェ
マツダルーチェ

マツダK360

1959年 (Mazda K360)

マツダが東洋工業の社名が時代、1959年に発売された軽三輪トラック。空冷式の2気筒のBA型ガソリンエンジンを搭載。日本のインダストリアルデザイナーの草分け的存在の小杉二郎氏が担当。商用車だが明るいツートーンカラーの曲線で構成された外観デザインはおしゃれで人気があった。同時期に発売されたダイハツミゼットと軽三輪トラックの一時代を築いた。

マツダK360

マツダ・アクセラスポーツ BK型

2003年 Mazda Axela

マツダファミリアの後継車種として2003年に登場したマツダアクセラ(BK型)。欧州のCセグメント車の市場の向けてボルボS40とフォードフォーカスとプラットフォームを共用した設計されている。車種は5ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類。エンジンは排気量1500ccと2000ccと2300ccの3種類でガソリン仕様だけの構成

マツダアクセラスポーツ

マツダ ・ロードスター RHT

2005年 Mazda Roadster RHT

マツダ ロードスター・パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)はマツダロードスター(NC型)に幌の代わりに電動格納式ハードトップが搭載されたクーペモデル。電動格納式ルーフの開閉速度は約12秒とかなり早く、ルーフを収納するトランク容量も幌のモデルと同じだった。欧州では「Mazda MX-5 Roadster Coupe」、北米では「Mazda MX-5 Miata Power Retractable Hard Top」と名称でした。

マツダ ロードスター RHT

マツダ・コスモスポーツ

1967年 Mazda Cosmo Sports

世界初の市販されたロータリーエンジン搭載車はNSUヴァンケル社(現在のアウディ)のNSU・Ro80。ロータリーエンジンに問題が多かったNSU・Ro80は1977年に販売終了。一方、マツダは1967年に実用・量産ロータリーエンジンの搭載した2座クーペモデルのマツダコスモスポーツを発表した。全高は1165mmと低い車体の未来的デザインが印象的です。1967年のマツダコスモスポーツから2016年のマツダ・RX-8までマツダのロータリーエンジン搭載車は販売されました。

マツダコスモスポーツ
マツダコスモスポーツ

マツダ・シャンテ

1972年 Mazda Chantez

マツダキャロル360(KPDA型)の後継車として1972年に登場したマツダシャンテ。マツダキャロルのノッチバックスタイルからマツダシャンテは2ドアハッチバックのスタイル変更された。ロータリーエンジン搭載の軽自動車として開発されたが量産化は実現しなかった。ロータリーエンジン搭載のマツダ初の前輪駆動の軽自動車と話題になったが、量販車は普通の360ccのエンジン搭載だった為、人気が振るわず1976年に販売が終了。

マツダシャンテ
マツダシャンテ

マツダ・ミレーニア

1997年 Mazda Millenia

1997年にマツダのユーノスブランドのフラッグシップモデルのユーノス800が販売チャンネルの再編で名称がマツダミレーニアに変更された。その後マツダのSUV戦略へ車種構成の再編でマツダミレーニアはマツダ最後のラージサイズクラスのセダンになった。

マツダミレーニア (1997年)
マツダミレーニア  (1997年)

マツダ・サバンナRX-7

 1985年 Mazda Savanna RX-7

1985年に登場した2代目マツダRX-7。エクステリアがリトラクタブルヘッドライトや回り込んだリアガラスの形状からポルシェ944に似ている為、プアマンズポルシェなどと比喩されたが評価は高く性能は対等に扱われた。後にロータリーエンジン生誕20周年を記念してカブリオレ仕様も発売された。

マツダサバンナRX-7
マツダサバンナRX-7

マツダ・ポーターキャブ

1969年 Mazda Porter

軽自動車のマツダB360の後継車だったボンネット型の初代マツダーポーターバンがが1978年に販売終了。その後1969年からキャブ型のトラックのみマツダポーターキャブの名称で2代目が販売が開始された。丸いフロントに丸形のヘッドライトを配置したデザインが子供番組のキャラクターに似ていると話題になった。

マツダポーターキャブ

マツダ・ペルソナ

1988年 Mazda Persona

1988年に登場したマツダカペラがベース車両の4ドアピラーレスハードトップのマツダペルソナ(MA8P型)。七宝焼きの仮面(Persona)エンブレム。インテリアはラウンジのソファの様な後席。内装の半分以上が革張り仕様になっていた。灰皿・ライターがオプション設定となっており当時では珍しい禁煙車だった。

マツダペルソナ

マツダT2000

1959年 (Mazda T2000)

マツダの車名が「東洋工業」時代に生産販売されていた小型三輪トラックのマツダT2000。全長6080mm、全幅1840mm、荷台長4080mmの車体は、最小回転半径は5930mmと小回りが利く。当時の日本の経済成長を支えた車でもある。写真のマツダT2000トラックは映画の撮影やイベントで使用されるレンタカーです。

マツダT2000

マツダ・キャロル360

1962年 Mazda Carol360

マツダキャロル360(KPDA型)は1962年から1970年まで造られたマツダの軽自動車。ノッチバックスタイルの後輪駆動車。ルーフはリアウインドウ部分はガラスを垂直に立てた「クリフカット」のデザインを採用。当時主流だった2ドア車の他に4ドア車もありました。

マツダキャロル360

The Mazda cars edition of the old car photo collection includes rare masterpieces of Mazda's rotary engine cars and an album of nostalgic old cars manufactured during the Toyo Kogyo era.   JDM Japanese classic cars photo.

nobutacg

旧車フォト懐かし自動車/ マツダ編