Honda Old car

旧車アーカイブ・ホンダ編

ホンダの旧車フォト記録簿。Japanese old car pictures and review/ Honda edition.

ホンダステップワゴン

1996年 Honda Step Wgn

初代ホンダステップワゴン(RF1型)はFF乗用車のシャシーを採用したワンボックス型乗用車。エンジンとトランスミッションは1種類、フロントドアガラス以外はスイング式のガラス窓を採用、サイドのスライドドアは左側のみで軽量化を実現。四角いシンプルなエクステリアのデザインで一躍人気車種になりました。

ホンダステップワゴン 1996年

ホンダトルネオ

1997年 Honda Torneo

ホンダアスコット/ラファーガの後継車になるホンダトルネオ(CF3型)はホンダのCセグメントクラスの4セダン。ファミリー層の購買層のモデルの他に高性能スポーツモデルのホンダトルネオユーロRもラインナップされた。6代目ホンダアコードといすゞアスカの姉妹車。

ホンダトルネオ 1997年
ホンダトルネオ 1997年

ホンダモビリオGB2型 

2000年  Honda Mobilio

ホンダフィットベースのコンパクトミニバンのホンダモビリオ(GB2型)。燃料タンクの位置を変更して全長4m位の車体に3列シート7人乗りを実現させた巧みなホンダのパッケージ技術。スタイリングは大きなグラスエリアですっきりしたキャビンはヨーロッパの路面電車ユーロトラムをイメージしている。

ホンダモビリオGB2型 2000年

ホンダ N-ONE

2012年 (Honda N-ONE)

ホンダゼストの後継車として登場したホンダN-ONE(JG1型)。ホンダの「Nシリーズ」のセミトールワゴン型の軽自動車。2011年のコンセプトカー「N CONCEPT 4」の市販車。エクステリアデザインはホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフにしている。

ホンダ N-ONE (2012年)

ホンダフリード

2008年 (Honda Freed)

ホンダモビリオの後継車になるコンパクトミニバンの初代ホンダフリード(GB3型)。フラッグシップミニバンのホンダエリシオンにも似たフロントデザインを採用したトールボディと低床フロアを活かした多機能のコンパクトミニバンモデル。利便性と乗降性に優れる両側スライドドアを設定し多彩なシートアレンジによる優れたユーティリティで多くの購買層の評価は高く人気車種になった。

ホンダフリード (2008年)

ホンダN360ツーリングS

1968年(Honda N360TS)

1968年に登場したホンダN360ツーリングSはN360の高性能スポーツモデル。SOHC直列2気筒のツインキャブエンジンを搭載。当時の軽自動車の高出力エンジン車のブームを起こした。ナルディタイプのステアリングやタコメーターとフロアシフトなどが標準装備。フロントグリルはメッシュグリルに赤地のHマークエンブレムとリアゲートにはチェッカーフラグSの文字のエンブレムが着いていた。

ホンダN360ツーリングS (1968年)
ホンダN360ツーリングS (1968年)

ホンダステップワゴン

2005年 (Honda Step Wgn)

3代目ホンダステップワゴン(RG1型)は低床・低重心プラットフォームをベースにしたミニバン。先代よりもボディはダウンサイジングされたが低床化により室内空間は広くなった。スライドドアも左右に設定されてインテリジェントハイウェイクルーズコントロール(IHCC)やミリ波レーダーによる追突軽減ブレーキ(CMBS)が採用された。

ホンダステップワゴン (2005年)

ホンダCR-V

2006年 (Honda CR-V)

2006年に登場した3代目ホンダCR-V(RE3型)はホンダのクロスオーバーSUV車。北米と欧州市場への販売拡大目的で先代より大型化されたミディアムサイズSUV車。エクステリアはクーペ的フォルムとなり背面ドア装着のスペアタイヤが床下収納となりテールゲートも横開き式から跳ね上げ式に変更された。

ホンダCR-V (2006年)

ホンダアコードツアラー

2008年 (Honda Accord tourer)

先代までホンダアコードワゴンの名称が5代目からはホンダアコードツアラー(CW1型)に名称が変更された。海外市場を意識して車体も大型化され居住性の拡大や走行支援装備や安全装備などが大幅に向上させている。日本市場と欧州市場ではホンダアコードツアラーで北米市場ではアキュラブランドにてアキュラTSXスポーツワゴンとして販売された。

ホンダアコードツアラー (2008年)
ホンダアコードツアラー (2008年)

ホンダ フィット

2001年 (Honda Fit)

ホンダロゴの後継モデルのコンパクトカーになる初代ホンダフィット(GD1型)。燃料タンクを薄型樹脂製にして前部座席下に配置するホンダ独自の特許技術のセンタータンクレイアウト方式の採用で広い室内空間と広いラゲッジスペースを実現した。これによりコンパクトカークラスの車としてヒットモデルになり販売で台数を驚異的に伸ばした。

ホンダフィット (2001年)

ホンダ エアウェイブ

2005年 (Honda Airwave)

ホンダオルティアの後継車として登場したコンパクトステーションワゴンのホンダエアウェイブ(GJ1型)。初代ホンダフィットをベースにホイールベースを100mm延長して居住性を高めている。流麗なフォルムのエクステリアと前席頭上から後席まで広がる熱線吸収UVカットガラスのスカイルーフが装備されていた。

ホンダ エアウェイブ (2005年)

ホンダトルネオ ユーロR

2000年 (Honda Torneo euro-R)

2000年に登場した6代目ホンダアコードユーロRの姉妹車のホンダトルネオユーロR。ヘッドライト周りとテールライト周りのアコードと違うデザイン。高性能のH22A型エンジンを搭載した4ドアセダン。エアロパーツやレカロ社製バケットシートとモモ社製ステアリングホイール等を装備していた。

ホンダトルネオユーロR (2000年)
ホンダトルネオユーロR (2000年)

ホンダ グレイス

2014年 (Honda Grace)

3代目ホンダフィット(GK3型)がベースのコンパクトセダンのホンダグレイス(GM4型)。ホンダフィットアリアとホンダインサイトの後継車になるハイブリッドカー。国内市場では一般向け販売の他に自動車教習所の教習車として販売された。海外では6代目ホンダシティー(GM6型)として販売されていた。

ホンダ グレイス (2014年)

ホンダ クロスロード

2007年 (Honda Crossroad)

2代目ホンダクロスロード(RT1型)はホンダストリーム(RN6型)をベースに開発されたコンパクトSUV車。ボディサイズはコンパクトカークラスだったが、ホンダの「スカルプチャル・タフ・フォルム」のデザインを採用して広い居住性を確保して3列シートの7人乗りを実現している。初代ホンダクロスロードはローバーディスカバリーのOEM車だった。

ホンダ クロスロード (2007年)

ホンダプレリュード BA4型

1987年 (Honda Prelude)

2代目ホンダプレリュード(AB型)のキープコンセプトなスタイルを継承した3代目ホンダプレリュード(BA4型)。フロントサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用しリトラクタブル・ヘッドライトとサンルーフを装備したノッチバッククーペ。量産乗用車では世界初になる機械式4WS(四輪操舵)が搭載されている。女性購買層にも人気があった。

ホンダプレリュード BA4型1987年

ホンダ N360 NⅢ

1970年 (Honda N360)

ホンダの軽自動車のN360の後期モデルのホンダN360 NⅢ(IV-22型)。高性能と低廉な価格でベストセラーモデルなったホンダN360は改良が加えられて1969年モデルはNⅡ、1970年モデルはNⅢとサブネームが付けられた。1971年にはホンダN360後継モデルがホンダライフが登場。

ホンダ N360 NⅢ (1970年)

ホンダアヴァンシア

1999年 (Honda Avancier)

1999年に登場した高級ステーションワゴンをコンセプトに開発されたホンダアヴァンシア。3代目アコードエアロデッキと同じアーチキャビンフォルムを採用したスタイリング。ワゴンボディによる広い室内空間に格納式センターテーブルや前後70mm程スライド可能な背もたれリクラインイング機能を備えたリヤシートなど後席主体のリムジンの様なパッケージとなっていた。

ホンダアヴァンシア

ホンダNSX

1990年 (Honda NSX)

初代ホンダNSXは1990年にホンダのスポーツカーの象徴するモデルとして登場。ホンダレジェンドに搭載していたV型6気筒SOHCエンジンを改良したものを搭載。駆動方式はエンジンを運転席後方にレイアウトし後輪を駆動するミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)を採用。ジェット戦闘機のイメージでフォルムがデザインされた世界初のオールアルミモノコック・ボディーだった。1990年から2006年まで改良を重ね16年間フルモデルチェンジを行うことなく製造された。

ホンダNSX

ホンダビート

1991年 (Honda Beat)

1991年に登場した初代ホンダビートは量産車では世界初の駆動方式にミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)方式を採用した2座オープンの軽自動車。デザインは元ピニンファリーナのデザイナーが担当した。オープンカーのホンダビートには純正の布製のソフトトップの他にFPR製の純正ハードトップの2種類が用意されていた。

ホンダビート
ホンダビート

ホンダS-MX

1996年 (Honda S-MX)

1996年に初代ホンダステップワゴンのメカニズムを使用して全長を3950mmに短く設定して登場したホンダS-MX。ドアの構成はスライドドアは設定されず右側1枚、左側2枚のヒンジ式ドアが採用されている。前後の座席ともにベンチシートでフルフラットの室内空間を確保出来た。キャンピング志向のアウトドア派には人気があったがホンダステップワゴンほどの人気にはならなかった。

ホンダS-MX

ホンダシビック

1987年 (Honda Civic)

4代目ホンダシビック(EF型)はヒラメがモチーフの低い車体のエクステリアデザインが特徴。車種構成はハッチバックと4ドアセダンとセミトールワゴン型のシャトルの3タイプ。ホンダシビックセダンは当時提携していたイギリスのオースチンローバー共同開発。兄弟車として国内ではホンダコンチェルト、ローバーブランドではローバー400として販売された。

ホンダシビック

ホンダ HR-V

1998年 (Honda HR-V)

1998年に登場したホンダHR-V(GH1型)はホンダロゴ(GA3/5型)をベース車両にしたクロスオーバーSUV車。外装のデザインを優先したスタイリングは室内空間はSUV車としては狭かった。欧州では人気のSUV車でしたが日本国内ではあまり支持されなかった。販売当初はホンダ HR-Vは3ドア車でしたが1999年には5ドア車が追加された。

ホンダ HR-V

ホンダインテグラSJ

1996年 (Honda Integra SJ)

1996年に登場したホンダインテグラSJはシビック(EK型)をベースに開発された。ホンダインテグラSJの兄弟車にはホンダシビックフェリオとホンダドマーニがあります。ホンダインテグラSJは上位クラスの2代目ホンダアスコット(CE4型)に似たデザインの小型4ドアセダンでした。

ホンダインテグラSJ

ホンダトゥデイ

1993年 (Honda Today)

ホンダN360と同様の独立した荷室となるトランクを採用したセミノッチバック形状を採用しているホンダトゥデイ(JA4型)。丸型目2灯式のヘッドライトとCピラーの個性的なデザインが特徴のスタイリング。2ドアのホンダトゥデイと4ドアのホンダトゥデイ・アソシエがあった。

ホンダトゥデイ

ホンダ S2000

1998年 (Honda S2000)

本田技研創立50周年記念で1998年に発表されたコンセプトカーの「ホンダSSM」。その量産モデルがホンダS2000です。29年ぶりにホンダで販売された排気量が2000ccで出力が250馬力のエンジンを搭載したFR駆動の2座席オープンカー。軽量化の為にボンネットとトランクフードはアルミが採用されていました。

ホンダ S2000

ホンダザッツ

2002年 (Honda That's)

2002年に3代目のホンダライフ(JB1型)をベース車両したホンダザッツ(JD1型)。ホンダステップワゴンに似た「角の丸い直方体」というスタイルのトールワゴン型の軽自動車。そのシンプルなスタイリングは他社の押しの強いデザインが好まれる軽自動車のジャンルの中で苦戦した。ホンダザッツは2007年に1代限りモデルで販売終了になった。

ホンダザッツ

ホンダプレリュード BB5型

1996年 (Honda Prelude)

日本初のサンルーフの付いた2ドアスペシャリティクーペのホンダプレリュード(BB5型)。スタイリッシュな車体デザインは人気があったが2001年インテグラに統合されてプレリュードは販売終了写真は1996年型5代目ホンダプレリュードの最後の市販モデル。

ホンダプレリュード

ホンダモビリオ GB1型

2004年 (Honda Mobilio)

2004年にヨーロッパの路面電車ユーロトラムをイメージしたホンダモビリオはGB1型に改良。フロントマスクとテールランプが変更されて前期モデルGB2型より落着いた雰囲気になった。マニュアルシフトを備えたCVTを搭載した仕様が追加され、両側パワースライドドアとHDDナビがオプションで設定された。

ホンダモビリオ

ホンダZ

1998年 (Honda Z)

1998年に発売された2代目ホンダZ(PA1型)。縦置きミッドシップでビスカスセンターデフを持つ4WDのSUV車スタイルの軽自動車。高度のメカニズムを採用している事で軽自動車のスーパーカーと高評価だった。軽自動車の中では価格が高く販売数が増えず2002年に僅か4年で販売終了。

ホンダZ

ホンダエレメント

2003年 (Honda Element) 

2001年に発表のホンダのSUV車のコンセプトカー「モデルX」が市販化された。ホンダエレメント(YH2型)は観音開きのドアを採用、開放感があって荷物の積み卸しにも便利だった。個性の強いデザインが一般に支持されず日本国内では2003年から2005年までの短命モデルでした。

ホンダエレメント

ホンダシビック

1972年 (Honda Civic)

ホンダ1300の後継車として開発された初代のホンダシビック(SB1型)。1972年にハッチバックスタイルの2ボックススタイル登場した。ハッチバックではない独立したトランクを持つ2ドアセダン。特に北米では幅広い層に人気があった。当初はイギリスのBMCミニのように改良はあってもモデルチェンジしないと宣言。しかしホンダシビックは、2代目、3代目とその理想の形は時代とともに変化していった

ホンダシビック

ホンダインサイト

1997年 (Honda Insight)

1997年に発表されたホンダのコンセプトカーJ-VXを量産化したホンダインサイト(ZE1型)。ホンダ初の二人乗りのハイブリッドカー。Cd値は0.25、空気抵抗低減のため特徴的なリアホイールスカートを採用。徹底した軽量化で車重は820㎏で当時の量産ガソリン車として世界最高の35km/Lの燃費だった。

ホンダインサイト

ホンダシティ

1981年 (Honda City Cabriolet)

1981年に登場した初代ホンダシティ(AA/VF型)。ホンダシビックよりさらに小型のコンパクトカーで背の高いスタイルはトールボーイの愛称で大人気になった。1983年にインタークーラー付きターボモデル、1984年にはカブリオレモデルと追加車種も加わった。個性的なスタイルはヨーロッパにも輸出されて人気だった。

ホンダシティ

ホンダN360

1967年 (Honda N360)

1967年に2ドアの2ボックスの形状で登場したホンダN360。横置きの高性能エンジンを搭載した前輪駆動の軽自動車。本田宗一郎が「Norimono」のNからN360と名づけた。高性能と低廉な価格で当時のベストセラーモデルになった。電気自動車の「Honda e」はホンダN360をモチーフにデザインされた。

ホンダN360

The Honda cars edition of the old car photo collection introduces memorable and rare cars from Honda Motor Co., Ltd., a company founded by Soichiro Honda that manufactures cars with unique designs and original mechanisms. JDM Japanese classic cars photo.

nobutacg

旧車フォト懐かし自動車/ ホンダ編