自己資金は必須か

就農前年に、農地併設の築50年の住宅を改修しました

あればあるだけ安心

ある程度の面積の農地、ハウスなどの施設、農業機械など、農業には元手が要ります

サラリーマンなどが住宅を取得する場合も、ローンを組むにしても自己資金がないと

利子や返済期間に苦しむ可能性が高くなるのと同じです


いったいどれだけ必要か

それは住宅取得と同じように、どのような立地に、どれだけの条件の農地を取得して

どのように農業を営むかによって様々です


必須ではありません

経営方針次第

どのような農業を経営していくにしても、

・とにかくたくさん稼ぎたい

・そこそこ食べていければ良い

・経済はあまり考えない(or 考えなくても生きていける)

など、考え方をはっきりすることです


「稼ぐ」=「利益」=売上 ー 経費 、売上=単価 x 個数 

なので、利益を得るためには、

・単価を上げる(付加価値の高い農業)

・数を売る(大規模な生産)

・経費を下げる(効率の良い経営)

の3つの方法があります(もちろん、どれか1つだけでなくても良い)

投資とリスク

これから入手し、耕作しようとする農地は、やろうとする農業にぴったりでしょうか

農地には、不要で処分したいものがないでしょうか

農業がはじめてなら、途中から新しい機械や、ハウスや倉庫の施設が必要にならないか

特に最初の数年は、初期的な投資費用が掛かります


自然が相手なら、気象などの変動リスクは必ずあります

ある程度の対策や予防はできますが、自然には勝てません

個人事業の場合、本人の傷病のリスクもあります

社会の動き、市場の動きによって、仕入れや売価に影響が出ることもあります