技術と販売
さくらんぼを送るための箱をデザインしました
産地なら技術は地元にある
産地なら技術は地元にある
全国どこでも栽培される作物もありますが、地域の特産品も見られます
気候や地形などにより、栽培適地が明確である場合も散見されます
同じようにつくられているように見えて、品種が変わっていたり、栽培方法に工夫が
あるという例もあるのです
産地には多くの生産者が存在し、栽培技術が蓄積しています
地域には役場や農協の営農担当、農業改良普及センターの指導員による支援も得られます
基本的な栽培技術がどの程度共有されているかは、地域と産地のの風土と歴史によって、
様々なレベルがあります
販売は人それぞれ
販売は人それぞれ
産地には生産組合などの組織が、農協などと連携して組織されている場合が多くあります
生産組織は栽培技術などの情報共有を行うとともに、販売ルートも開拓しています
しかし、販売先が青果市場など既存の流通に依存している場合は、市況の影響を受け、
お客様の顔が見えず、能動的な売り込みは難しく、価格決定権もありません
組織や他人に依存しない販売方法として、2つの例があります
1つは直売です
観光農園と直売所の両方、というパターンも多くあります
販売はお客様への手渡し、あるいはお客様自ら手に取ることになります
変わった例としては、定期的なバザー、市などへ出店という方法もあります
もう1つは直販(送り)です
青果市場やJAなどの中間業者を使わず、宅配便でお客様に直接販売する方法です
私たちのように郵便でご注文をお願いしたり、インターネットで受注販売します
その他のパターンとして、生協のような定期配達事業者を通じて販売する方法や、
店舗などに直接契約して卸す、という場合もあります
直販に近いですが、ふるさと納税などの窓口を通じて、というケースもあります