パートナーはいたほうが

2010年1月末、フェリーで日本海を移住の旅

仕事の支え

多くの農家では、男仕事、女仕事を分担しています

山へ柴刈り、川へ洗濯 — です

けれども、私たちは「お父さん仕事」「お母さん仕事」をつくりません


ふたりで作業すると、倍のスピードになるとは限りません

仕事の種類にもより、場所や道具が限られていたり、慣れや力の差もあります

複数の人が携わることで、気付きがあり、結果的に効率が上がります

作業によっては安全性も高まります

精神面の支え(相談相手)

農家に限らずおそらく個人事業では全般に、自分で判断して方向を変えていきます

すべてがうまくいくとは限りません

思わぬ方向に進んでしまったり、予想しなかったことも起きます

気づかないうちに、否定的な考えが支配したり、行き詰まることもあります


どんな時でも、自分とは違う角度からの視点や方法を気づかせてくれたり、

気分を変えてくれるパートナーの存在は何にも代えることはできません

ひとりも良い

周囲をみまわすと、夫婦で経営する農家さんが多数派です

新規就農の場合も、夫婦揃ってというケースが多いようです


しかし、ひとりでという人もあり、単独で、あるいは誰かを雇ってがんばっています

近年は高齢化が進んだこともあり、パートナーを失って、ひとりで順調に経営している方

もおられます

パートナーは必ずいなくては、ということもないのかも知れません