❚2025年 9月
9月5日・6日の両日、本学科の髙田和子教授が大会長を務められた「第12回日本時間栄養学会学術大会」が開催されました。
今大会のテーマは「時間がつなぐ健康の未来像〜課題解決への道筋〜」とされ、基礎から応用まで多岐にわたる研究成果や課題を共有し、健康課題の解決に向けた具体的な道筋を議論する場となるようなプログラムが構成されました。
本分野でご活躍されている先生方から最新の知見を盛り込んだシンポジウムが行われました。そのうちの一つでは、実行委員長を務められた吉﨑貴大准教授により「日常生活下における人を対象とした時間栄養学的手法」といったテーマでのシンポジウムがありました。他のシンポジウムでは病院、スポーツ現場、学校など、各分野で活躍されている先生方に、現場での具体的な課題をご紹介いただき、実務と研究が交差する形で、課題や最新知見を共有する貴重な機会となりました。
本学会運営のスタッフとして本学科の栄養教育・栄養疫学ユニットに所属する小西先生、石橋先生が中心に関わり、当日の運営には栄養科学専攻の大学院生および学部生の皆さんにもご協力いただきました。
学部生は学会自体が初めての経験でしたが、担当業務をテキパキとこなし、大会の運営に大きく貢献してくれました。学術的な行事に参加できたことは、学生にとっても非常に貴重な経験となったことと思います。
大会長からのご挨拶
栄養科学科の大学院生3名もポスター発表を行いました
ポスター会場も大盛況でした
本学会大会の運営スタッフ
多くの協賛企業に試供品をご提供いただき、充実したドリンクコーナーを設置することができました。また、学会に参加された先生方から、会場内での学生の対応がホスピタリティにあふれていたとのお褒めの言葉を多数いただき、学生の今後の現場等での活躍が期待できるものとなりました。
❚2025年 6月
2025年6月28~29日に東京都で日本ビタミン学会第77回大会が開催され、芹澤先生(生活習慣病予防ユニット)がヒューマンニュートリションアワード(研究題目:ビタミンEの短期摂取がもたらすスポーツパフォーマンスへの可能性)を受賞しました。2025年度 ヒューマンニュートリションアワード(dsm-firmenichアワード) 受賞者のお知らせ
❚2025年 5月
大上先生、飯村先生、芹澤先生、宮越先生、太田先生の共同研究の成果(ビートルートジュース摂取が安静時および交感神経活動賦活時の表在性導管静脈血管応答に及ぼす影響)がNitric oxide: biology and chemistryに掲載されました。 (論文はこちら )
❚2025年 5月
佐藤先生(食理学ユニット)が「令和7年度 公益財団法人 長寿科学振興財団 長寿科学関連国際学会派遣事業」に採択されました。これにより、2025年5月11日から14日までアメリカ合衆国アラスカ州アンカレッジにて開催された第53回アメリカ老化学会にて研究成果を発表しました。
❚2025年 2月
昨年12月に、赤羽台キャンパスを会場として、学科長の矢野友啓教授が大会長を務めた「第22回日本機能性食品医用学会総会(12月7日・8日)」が開催されました。総会のテーマには、本学科のユニットの一つである「食理学」のキーワードが盛り込まれ、シンポジウムでは、ビタミンやポリフェノール研究の最前線でご活躍されている先生方の講演や、食品機能性成分のがん治療への応用をテーマにした講演が開催されました。また、昨今話題になっている「機能性食品」に関する講演・シンポジウムでは、制度の在り方から今後の課題、臨床応用について、科学的根拠に基づいて幅広い視点で議論が展開されました。総会2日目には矢野教授の会長講演が開催され、矢野教授のこれまで研究の軌跡を聴きに多くの参加者が会場に集まりました。また、ランチョンセミナー(1日目)では、生活習慣病ユニットの太田昌子教授と芹澤奈保助教も講演されました。
総会事務局スタッフとして、本学科の食理学ユニットや生活習慣病ユニットに所属する教員が中心となり、また当日の運営スタッフには栄養科学専攻の大学院生をはじめとして本学学生にもご協力いただきました。
栄養科学科の教員、各研究室の大学院生も、毎年それぞれの分野で多くの学会に参加していますが、運営側として学術的な行事に参加することも研究に携わる立場として貴重な経験になるように感じます。
❚2024年 10月
健康スポーツ科学研究科栄養科学専攻博士後期課程2年の石井亨汰さん(食理学ユニット・矢野研究室所属)が「2025年度日本学術振興会(JSPS) 特別研究員(DC2)」に採択されました。約10倍の倍率の難関をくぐり抜け、本研究科から初めての採択となりました。
研究課題:トコトリエノールによるスタチン療法における筋毒性回避策の検討
上記研究課題は、現在臨床上の課題の一つである高コレステロール治療薬として用いられているスタチン系薬剤の毒性を、スーパービタミンE(トコトリエノール)により回避するという実用性の高い貴重な研究課題といえます。今後の研究の発展に期待したいと思います。
❚2024年 10月
健康スポーツ科学研究科栄養科学専攻博士後期課程1年の佐藤日菜さん(栄養疫学・栄養教育学ユニット・吉﨑研究室所属)の研究課題が「やずや食と健康研究所 2024年度助成研究」に採択されました。
研究課題:1日の中で、筋たんぱく質の分解速度が増加するのはいつか?
健常男子大学生を対象とした分割尿採取による非侵襲的検討
❚2024年 8月
石橋先生(栄養疫学・栄養教育学ユニット、担当科目:スポーツ栄養学)が2023年度「東洋大学優秀教育活動賞」を受賞しました。
詳細はこちらからご覧いただけます(https://www.toyo.ac.jp/academics/improve/attempt/classes/award/ )。
※東洋大学優秀教育活動賞とは、優れた教育活動により、学生に大きな教育効果を与えた教員に対して授与される賞です。
❚2024年 6月
2024年6月8日~9日に福井市で日本ビタミン学会第76回大会が開催され、佐藤先生(食理学ユニット)がビタミン学会奨励賞(内容:ビタミンE類縁体の抗がん作用およびビタミンCの生理機能に関する研究)を受賞しました。
❚2024年 5月
大上先生、飯村先生、宮越先生、太田先生の共同研究の成果(健康な若年成人における一過性の食品由来の硝酸塩摂取が姿勢変化時および筋ポンプ作用時の下腿部静脈血管の容積の変化に及ぼす影響)がNutrientsに掲載されました。(論文はこちら )
❚2023年 12月
2023年12月9日~10日に沖縄県琉球大学千原キャンパスで第21回日本機能性食品医用学会総会が開催されました。本学からも、健康スポーツ科学研究科栄養科学専攻の大学院生を中心に9名の学生が演題発表を行い、博士後期課程1年石井亨汰さん(食理学ユニット・矢野研究室所属)が最優秀演題賞(演題名:去勢抵抗性前立腺がん、膵臓がんにおけるトコトリエノールのNRF3阻害効果と補完代替成分としての可能性)を、同博士前期課程1年小泉太一さん(生活習慣病予防ユニット・太田研究室所属)が優秀演題賞(演題名: 有酸素運動時の血漿ビタミンB2の変動)を各々受賞しました。
❚2023年 6月
ハンドボール女子のパリオリンピックアジア予選(2023年8月開催)に向けた女子日本代表チーム「おりひめジャパン」の強化合宿が、東洋大学と包括連携協定を結ぶ「和歌山県紀の川市」で始まり、6月15日に歓迎セレモニーが行われました。セレモニーでは、加藤教授(健康スポーツ科学部栄養科学科および生体医工学研究センター所属)が産学連携で進めている『熱中症対策商品「オーラプテン入り紀の川ハッサクスポーツ羊羹」』がチームに寄贈されました。暑い夏合宿を乗り切って、パリオリンピック出場権を獲得できるように応援しています。
❚2023年 5月
栄養科学専攻・博士後期課程1年の石井亨汰さん(食理学ユニット・矢野研究室所属)の研究成果「ビタミンE(α-トコトリエノール)及びビタミンE誘導体がNFE2L1機能制御を介して固形がん細胞に対するボルテゾミブ(プロテアソーム阻害剤)の感受性を増強する」がInternational Journal of Molecular Sciencesに掲載されました。尚、本論文は本学大学院・健康スポーツ科学研究科開設以降、所属大学院生による記念すべき原著英語論文第一号となります。(論文はこちら )
❚2023年 4月
芹澤先生、太田先生、宮越先生、矢野先生の共同研究の成果(一過性運動後のホモシステインと酸化アルブミンの変動)がBMC Sports Science, Medicine and Rehabilitationに掲載されました。(論文はこちら)
❚2023年 4月
吉﨑先生の共同研究の成果(女性交代制勤務者における朝食欠食と習慣的な食事摂取状況およびBMIとの関連)がPublic Health Nutritionに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 10月
太田先生、宮越先生、矢野先生の共同研究の成果(女子陸上選手におけるビタミンB2とビタミンEの併用短期摂取が血漿ホモシステインの低下に及ぼす影響)がDieteticsに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 10月
大上先生、太田先生、宮越先生の共同研究の成果(食品由来のNO3-摂取が運動時の静脈血管収縮応答と血圧応答に及ぼす影響)がNutrientsに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 9月
吉﨑先生の共同研究の成果(不規則な生活と循環器疾患との関連)がScientific Reportsに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 9月
吉﨑先生と東京都健康長寿医療センター研究所の横山友里先生の共同研究の成果(地域在住高齢者における改訂版食品摂取の多様性得点の試作と評価)が日本公衆衛生雑誌に掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 9月
大上先生、太田先生、宮越先生の共同研究の成果(食品由来のNO3-摂取が安静時の静脈血管伸展性に及ぼす影響)がAmerican Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiologyに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 8月
矢野研の大学院生(遠藤君、石井君)の研究成果(悪性胸膜中皮腫細胞の低酸素適応が抗がん剤耐性に関与している)がExperimental Oncologyに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 6月
大上研の大学院生(飯村さん; D3)の研究成果(一過性の持久性運動が静脈血管特性(伸展性や大きさ)に及ぼす影響)がPhysiological Reportsに掲載されました。(論文はこちら)
❚2022年 2月
矢野研の大学院生(石井君; M1)の研究成果(トコトリエノール安定誘導体T3EはSTAT3とNRF1を不活性化することで悪性胸膜中皮腫細胞におけるプロテオソーム機能を阻害する)がInternational Journal of Molecular Sciencesに掲載されました。(論文はこちら)
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