すっかり春らしい気候となった23日（日）、東洋大学の2024年度学位記授与式・卒業式が挙行されました。

大学院栄養科学専攻では、先日の修士論文発表会を終えた15名が無事に修了を迎え、本専攻の第1期生として旅立ちました。

赤羽台キャンパスで開催された学位記授与式では、本専攻の教授でもある加藤和則研究科長から「2年前、新しいキャンパス、新しい設備の中で戸惑いながらスタートした大学院生活でしたが、その環境の変化に適応しながら過ごした2年間の経験は、4月以降、またこれからの人生において数多く直面する”環境の変化”に対して、大きな力になるはずです」と祝辞が述べられました。また、「恩師の先生との関係は卒業後も続き、皆さんのことを気にかけています。壁にぶつかったり、悩んだり、環境が変わったり、そんな時にはいつでも顔を見せに来てください」とメッセージが送られました。

2年間の経験を糧に、次のステージでの活躍を期待しています。

1月31日（金）に、本学大学院健康スポーツ科学研究科栄養科学専攻の修士論文発表会（口述試験）が開催されました。栄養科学専攻としては初めての修士論文発表会となります。

本専攻1期生の15名が2年間の研究成果をそれぞれ発表し、がん細胞や乳酸菌を用いた分子細胞生物学の分野の研究から、食事調査や栄養指導を通した観察研究・介入研究、食肉の物性をテーマにした研究、さらにはバイオマテリアルに関する研究まで、幅広い研究課題による発表会となりました。質疑応答では、他分野の先生からの質問にもこれまでの研究過程を振り返りながら丁寧に答える姿が見られ、活発な議論が展開されていました。発表後も先生方とディスカッションする姿や、自身の発表を振り返りながら質問やコメントをメモする姿などが見られ、最後の最後まで探究する姿勢が印象的でした。

修士課程としての研究は一区切りしますが、それぞれの研究課題が終わるわけではありません。研究は一人で完結するものでも短期間で完結するものでもありません。この2年間の成果は次の研究の基礎となり、さらには皆さんが取り組んできた姿勢も次の代へ受け継がれていくことでしょう。

赤羽台キャンパスの春学期もいよいよ大詰め。

先週から今週にかけて、春学期のまとめの期間に入っています。

キャンパス内では、レポートをまとめたり、期末試験に臨む栄養科学科の学生の姿が見られます。夏休みは目前ですが、まずは春学期の学修を改めて見直し、自身の学びを振り返る時間になればと思います。

連日の猛暑の中、もうひと踏ん張りです。

学生が調理した給食を学科長に喫食いただきました。食事の盛り付け、味、量にとても満足されていたご様子でした。また、学生さんとのささやかな交流も生まれたのではないかと思います。

給食は、２年生の春学期火曜日２～５限で行われている「大量調理マネジメント（実践）」で学生が調理したものです。この実習は50食分の給食を作る実習になっています（詳しくは 👉講義・実習の様子をチェック！）

本日は穏やかな一日となった赤羽台キャンパス。昨日の雨と風で一気に葉桜が目立つようになってしまいましたが、WELLB HUB-2の中庭に咲く桜がきれいにライトアップされています。

さて、今週から本格的に春学期の授業が始まりました。新入生にとってはいよいよ大学での学びが始まります。一方で、2年生は実験・実習科目も増え、より専門性の高い内容を学ぶ一年に。そんな講義や実習の様子、また学科関連イベントの情報等、今年度も学科HP、学科Instagramを通して発信していきますのでぜひのぞいてみて下さい。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

在校生の皆さん、ご進級おめでとうございます。

昨年の今頃は散り始めていた桜も、今年は皆さんを待っていたかのように満開を迎えています。そんな満開の桜とともに、栄養科学科は2年目を迎えました。「初心を忘れずに」、そして「卒業後に栄養科学科に入学して良かったと思えるように」、充実した学びと学生生活を一緒に作っていきましょう。