Global Experience
Global Experience
欧州、南米、アフリカ、オーストラリア及びアジアの提携ビジネススクールとの間での交換留学制度です。
期間は基本的には 1 semester で、最後の学期に交換留学に出る生徒がほとんどです。International Studentでアメリカでの就職を希望する場合は、就労ビザ取得の関係上通常の5月ではなく3月に卒業を前倒しする必要があるため、アメリカでの就職を決定した場合は参加することが現実的に不可能です。
提携先の大学は2008年現在、WHU, Copenhagen, Cologne, South Africa, Barcelona, Bocconi, Nanyang, Melbourne, HKUST, HEC, Warwick, Wien, Getulio Vargas, Louvain, PUC, St. Gallen, Manchester の各ビジネススクールとなっています。
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現在、KelleyにはGLOBASEおよびKIPsという海外プロジェクトが用意されており、希望する生徒が参加しています。なお、これらの海外プロジェクトは年度により行き先や内容の変更も大きいため、ここで記載している内容は参考程度に留め、最新の内容は在校生やMBA officeにお問い合わせ下さい。
GLOBASEは新興国でのハンズオン型コンサルティングプロジェクトで、教室で学んだ知識を実際のビジネスに適用する体験、ビジネスコミュニケーションの困難さの理解および異文化理解にフォーカスしています。現在、年度によるものの4-5個の対象地域(インド、グアテマラ、ガーナ、ベトナム、コロラド州(アメリカ))で各20~30人の1年生が参加しています。クライアントは現地の中小零細企業やNGO/NPOであることが多く、プログラムによっては現地側の政府機関やNGOなど組織と長年の関係を築いているものもあります。1地域あたり5つ程度のクライアントが対象となり、MBA5人のチームでコンサルティングプロジェクトを実施していきます。
1年生の春学期は、対象地域のマクロ経済などに関する授業を受ける傍ら、現地とメール、スカイプ、電話等で連絡を取り合いプロジェクトを進めます。春休み期間になると、現地を訪問しface-to-faceでコミュニケーションを取りながら1週間かけてプロジェクトを完成させていきます。実際には、現地にいってみると思っていたのと前提条件が違った・用意していた資料が役に立たなかった・クライアントを中々エンゲージできない、といった問題が噴出し、夜中まで作業するチームも出てきます。そして、一週間の最後にはクライアントにプレゼンテーションを行う、という流れになります。
KIPsは先進国での企業訪問やマクロ経済を実感を通して理解することにフォーカスしたプロジェクトで、2015年度はヨーロッパを対象として実施しています。教授の人脈を通して様々な企業を訪問し担当者とディスカッションしたり、政府機関等からマクロ経済についてレクチャーを受けるなどしています。
GLOBASE/KIPsのもう一つの大きな特徴が、これらのプログラムが学生と学校の共同作業により企画・運営されているという点です。参加する1年生をインタビュー等で選定したり、クライアントを選定したり、クライアントとコミュニケーションを取ったり、プロジェクトチームのメンターをしたり、と2年生のリードとして参加する場合は、プロジェクトマネジメントについて学ぶ大変良い機会となります。アメリカ人と一緒に3か月以上にわたる中期プロジェクトのマネジメントをやってみたい、という方はぜひ2年生のリーダーシップチームとして参加することをお勧めします(1年生、2年生と最大で2回参加することができます。)