Class of 2020

Class of 2020:Y.K.さん  (tags:  class-of-2020  family  sponsored  )

Why MBA?

社内のある業務に一区切りが付き、自分が次に進みたい道、というものを考えた時に、このまま他の業務を続けるというよりも、飛躍的にジャンプアップするような機会を探していました。丁度、会社としてグローバル進出とグローバル人材育成を進めようとしていたため、そこに名乗りを上げるべく、先輩MBA取得者の話も伺い、MBA取得を決意。グローバルマーケットの開拓・拡大に寄与するため、MBAでビジネスを学びたいと思いました。

Why Kelley?

Kelleyはマーケティングに強みがあると言われており、特にB2Bのマーケティングが、B2Cのマーケティングと一緒くたにされず、Business Marketingとして切り出されているところがユニークで気に入りました。特に私はSIerにいるので、B2Bのマーケティングを学ぶことは、新しいマーケットの開拓にマッチしていると感じました。 また、学校探しの際には、①コラボレーションを重視していること、②グローバルにハンズオンの経験が出来ること、③多くの強みがあること、を重視していました。①は話したAdminssions、Alumni、在校生の印象から感じました。特に在校生からの手書きの手紙、Kelley Clapなどの文化から、コミュニケーションを大事にしている、いわゆる”フィット”を感じました。合格後のビジットで実際に見たKelley Clapには驚きました。②Kelleyでは米国国内のコンサルプロジェクトに加え、GLOBASEでのハンズオンの経験が出来ます。③U.S.NewsなどのランキングでMarketing, Entrepreneurship, Accountingなど満遍なく上位にランクインしています。 また、妻と共に訪れた経験も、大きな決め手となりました。Bloomingtonという町は、都会ではありませんが、安全で、暮らすのに不自由はありません。世界各国のレストランがあり、アジア系の食材も手に入ります。バーもあり、同級生と親交を深めることも出来ます。

出願プロセスの紹介

TOEFL

・Reading: 27。一桁台も取ったことがあるくらい、Readingには本当に苦労しました。読む速度を上げることも大事ですが、練習時にOG等の問題集のパッセージで分からない文があったら完全に理解するまで、繰り返し読みました。本番は二度読みをすることがないよう、早過ぎず、遅すぎないペースを心掛けました。

・Listening: 29。得意だったこともありますが、得点源とするため、問題集の音声を一言一句聞き取れるように、トレーニングしました。音声を1.2~1.5倍速にして慣れることも有効だったと思います。

・Speaking: 22。スピードは遅くとも、流暢さが肝と感じました。どんな問題でもしどろもどろにならず、即座に経験談を語れる(作り上げられる)ようになる練習をしました。

・Writing: 29。私はまずテンプレートを覚えました。それに加え、冠詞ミス、三単現ミス、スペルミス等を極力なくすようにしました。また、内容で悩む時間が勿体ないため、凝った内容にしないように努めました。

GMAT

Verbal: 25, Math: 49と決して高い点数ではないため、他の方を参考にされてください。個人的に、マスアカは基本的な思考方法を学ぶにはよい教材でした。

学校調査、エッセイ、出願、インタビュー対策

アゴスのコンサルの方に様々な角度からヒアリングをいただき、何が私のユニークなポイントなのかを知ることが出来ました。そこからエッセイ、出願、インタビュー対策と、Why MBA? Why this school? Why you? に自分のユニークな点を絡める検討を、二人三脚で進めました。更に、在校生や卒業生の方々からいただいたお話を盛り込みました。

時系列

私は受験期間が1年もありませんでした。始めるのがもう少し早ければ、もっと楽だったかな、と思います。始めるに早すぎることはありません。思い立ったら吉日。動き出しましょう!

2017年1月:社内社費留学制度応募

2017年3月:社費留学決定、あぐらをかいて何もせず。

2017年4月: 焦って留学予備校を調べ始め、AGOSに駆け込む。対策開始。TOEFL関連のクラス受講を開始する。

2017年5月:TOEFL 1回目76点、絶望する。TOEFL 2回目73点、リーディング一桁に絶望する。

2017年6月:TOEFL 3回目79点、ちょっと間を置くことを決める。GMAT関連のクラス受講を開始する。

2017年7月:TOEFL 4回目90点。TOEFL 5回目94点。アゴス夏祭りに合わせて少しずつ学校調査を始める。

2017年8月:TOEFL 6回目92点。TOEFL 7回目91点、スランプに陥る。

2017年9月:TOEFL 8回目96点。TOEFL 9回目100点。100超えたのでGMAT対策を本格的に始める。

2017年10月:TOEFL 10回目98点。TOEFL 11回目103点。TOEFL対策をやめる。

2017年11月:TOEFL 12回目107点、TOEFLを卒業する。GMAT 1回目580点、絶望する。並行してエッセイ対策を本格化する。

2017年12月:GMAT 3回目590点。1月の2nd Round数校、この点数で出すことを決意し、エッセイを書き進める。

2018年1月:2nd Round 3校出願。GMAT伸びず。

2018年2月:2nd Round 2校出願。合格の可能性を高めるため、最後のGMATで点数アップを狙う。

2018年3月:Kelley合格。他1校合格。GMAT 5回目620点。GRE対策も行いGREを受験するも撃沈。

2018年4月:3rd Roundで1校出願。Kelley訪問(合格後)。他校も訪問のため、妻と3週間弱の米国横断の旅。

2018年5月:Kelley進学決定!

最後に

MBA受験は長く険しい道ですし、大小はありますが、必ずどこかでチャレンジを決めたことを後悔するタイミングが来ると思います。サボりたくなるし、妥協したくなることもあります。でも、たくさんの卒業生や在校生、そしてコンサルから「最後までやり切った人が合格を勝ち取る」と言われ、今では確かにその通りだと思います。仕事、家庭、その他もろもろとバランスを取りながら、最後までやり切ってください!