関係的契約の経済学:

長期継続的関係が支える自己規律のメカニズム

第10回

市場の中の関係的契約

石原章史・伊藤秀史

『経済セミナー』2022年45月号掲載

ご案内

  • このウェブサイトは、『経済セミナー』(日本評論社刊)202089月号からスタートした連載石原章史・伊藤秀史関係的契約の経済学:長期継続的関係が支える自己規律のメカニズムのサポートページです。

  • ここでは、連載第10回の補足説明と、参考文献等を紹介しています。ぜひご活用ください!

■第2節(2.4項、2.5項の補足説明)

  • 第9回ウェブ付録は、

    • A:2.4項「プリンシパルの方がより多く存在する場合」における分析の詳細を補足して解説します。

    • B:2.5項「エージェントの方がより多く存在する場合」における分析の詳細を補足して解説します。

■参考文献一覧

【2節=2.3項「市場への拡張」のモデルのベースとなっている研究/ここでの理論的予測と整合的な実証結果

【2節=エージェントの努力連続変数として定式化した研究】

【3節=逸脱の長期的損失を生み出す仕組みの囚人のジレンマに基づく説明】

【3節=裁判所で強制されない内容の契約を書くことで良好な関係を作り出せる可能性を分析

3節=11世紀の地中海遠隔地貿易にかかわった商人と代理人の関係を分析】

4節=企業の所有者と経営者の関係を分析