(日記ならぬ)月記
公演『ちょうどいい入り口』・ACFアカデミー『現代演劇のやっていることは何か』どちらも終了しました。ご来場くださった皆さま誠にありがとうございました。終わってはや数日、全力を放出して何もできない日々(疲)。公演、どう振り返ったもんか…。目標達成はならずでしたが、主催公演では過去最大動員でした。毎公演、入り口は同じながらその後は違うできごとの連なりだったのでお客さまの観たものが回によって違います。賛否もさまざまお声を届けていただきました。アンケートに長文で書いてくださる方がとても多く(回収率も高く)嬉しかったです。出演者全員がめちゃくちゃ当事者、人のコミュニケーション? 関わりそのものをやるという感じで、クリエイションでの積み重ねがそのままセーフティネットになるというか、それを信頼するしかないというか。信頼できるほどには付き合ってきたと思うし。「各々に任せます、あとはノリで。みんなで行けるところに行こう」てな作品でした。超ハード。もう二度とできないかもしれない。振り返れば演出家として、作家として全うできていない部分も多々あります。ほんとに作品と言えるのかと。ギリギリですよね。精一杯挑戦できたことは誇りです。出演者の皆さんに多大なる感謝を申し上げます。「演技」への懐疑のますます深まった創作、客観視するにはまだ少し時間がかかりますが、「これまで」と「これから」の一つの岐路、人生で大きな出来事の一つになりました。ZINEも作ってよかった(2025.08.31)