(日記ならぬ)月記 

 ついに……毎月更新していた月記ですが、9月、10月の更新ができませんでした。心身の不調といいますか、なんだかグッタリしてどうにも動けず。すみません。最近は復調して、あれやこれやと動いています。9月は福岡ではアートが大盛り上がりでした。そのなかに舞台芸術も混ぜてよ……という思いも、一つのガソリンになっています。ライフワークの一つに「ラーメン二郎の全店に行く」というのがあるのですが、9月に仙台店に行き、残るは会津若松駅前店の1店舗だけに。12月に行く予定にしているので、ついに終焉を迎える……予定だったのですが、つい最近、名古屋大曽根店近日オープンのニュース。残念ながら達成はもう少し先になりそうです。名古屋は生まれ故郷だけれど、今までのところあまり機会がなく、近い訪問予定もありません。10月には祖父と、福島にある加茂家本家に挨拶に行き、家系図のようなものはなかったけれど、ちょっとした歴史資料を見せてもらって、お墓などを見に行きました。遺伝的ルーツを探るリサーチを細々と続けています。僕は星新一と遠縁にあたるらしいです、初めて知りました。恥ずかしながら読んだことがないので、今日これからの飛行機で読みたいと思います。そう、今日からタイに行くのです。海外派遣事業に選出いただきました。海外進出は今のところあまり念頭に置いて活動していませんが、今回視察できる展覧会や舞台芸術祭はどちらも権威とはどこか一線をおいた、草の根手作り的な、ローカルなクリエイティビティによって作られているそうで、先日出展参加した糸島芸農とも通ずる空気があるんじゃないかと、そしてそれは、福岡でこれからも演劇をやっていくうえでの、作品発表にとどまらない場作りというか、ムーブメントを生み出していくという意味でたいへん参考になるのではないかと、とても期待しています。海外に行くのは大学卒業旅行で台湾を訪れて以来。演劇の用事で行くのも、現地まで一人で行くのも初めてでとっても緊張ですが、いろんなものを吸い込んできたいと思います。糸島芸農「再はてプロジェクト」は、大きなトラブルがあって予定通りの内容で実施できなかったのですが、代案で急遽やったプランBがすごく場の空気とマッチして、studio kura滞在の海外アーティストやボランティアスタッフのお子さまも参加してくれたりして、プロジェクトの今後を考えるうえでの新しい視点を得た、ありがたい経験となりました。2ヶ月空いてしまったので長めになりましたね、それでは行ってきます(2025.11.06)

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