(日記ならぬ)月記 

 あけましておめでとうございます。11月のバンコク滞在からその期間を取り戻すような連日の労働、広野町での劇団の滞在制作、横浜での実験ラボと数日間のYPAM、そして再び広野町に舞い戻りクリエイションの日々、久しぶりの出演、、、怒涛の年末を過ごしました。バンコク滞在は本当に実り多きものでした。報告共有会を設定したのでそこでたっぷり喋ります。絶対にまたタイへ行くんだ!!! 何度でも!!! 広野町ではすごくすごくたくさんの町民の方々と交流ができ、それをふまえ劇団ならではの創作で応じ、滞在制作としてとても質の高い時間を送ることのできた自負(劇団負?)があります。その質の高さなんてどうやって測ることができるのか。すごくナンセンスな捉え方ではないか、と思いもしますが、昨年末に横浜若葉町ウォーフに滞在して時を過ごした経験を省みるに、やはり滞在は現地の人と顔を合わせて喋ってナンボというか、そうして生まれる責任のようなものがあって(そしてそれに応える力があって)初めて実るように思われるのです。その手応えが今回の滞在制作にはありました。これまで“滞在制作”というものに参加するたびに心がけていたことで、今までもその時点最大限にやってきたことではあるけれど、それを叶えるには、現地での時間の使い方・何をやるかの取捨選択もとても肝要で、今回はついにというか、ようやくというか、良い塩梅でまとまった、そんなふうに感じています。本当に大変でしたが…。とてもゆかりのある街になってしまった。実験ラボでは、ご来場の皆様に正面から受け止めていただき、しっかりとメッタ刺しされました。ありがたかったです。宮崎さんに誘われてなければやっていない。感謝です。バンコク視察とYPAMを経て、私のやるべきことがとてもクリアになりました。引き続き演劇手法の更新・劇的な刷新を図りつつも、作品を貫くテーマというか、人間としての問題意識をはっきり持たなくてはならない。自分は「奇数歳のたびに意識の大きな更新がもたらされる」という説を経験則で持っていますが、29歳もやはり変化のあった年でした。偶数歳では何をしているか? 迎えた変化を新しい皮膚のようになじませる、板につかせる、磨くという感じでしょうか。またしても2ヶ月ぶりの更新で長くなりました。今年もどうぞよろしくお願いします(2026.01.08)

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