エホバの証人日本支部は取材に対し「子どもが宗教的な集まりに出席するかどうかについて、親や当人の決定を尊重している」とコメントした。
下記『人生を取り戻す JWの家に生まれた私』のセレクション動画です。
宗教の教えから子供を虐待しているとして社会問題になった「エホバの証人」。幼い頃は親からのムチ打ちの懲らしめにおびえ続け、自分の将来に希望を持つことも許されない。そんな理不尽から飛び出し、奪われた人生を自分の意思と覚悟で取り戻した人々の姿を追う。
・「児童虐待を容認していない」とするならば、信者への説明は必須
・学校を休んでの大会への参加を求めたとすれば、Q&Aに該当する恐れも
・大会内で流されたドラマについても、児童虐待の可能性を指摘
教団は取材に「周知は政府・行政機関の役割であり、宗教組織として行うことではない」と周知していないことを認めた上で、「子どもの保護や福祉に関する最新の法律を知っておくようにするのは親の責任であると周知した」と説明した。
エホバの証人は、同ネットワークの会見内容に対し、「誤った主張がされることは非常に残念」としている。
宗教団体「エホバの証人」における宗教の信仰等に関係する児童虐待等に関する実態調査報告書
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まさかこれほど多いとは…エホバの証人で多数の二世信者が性被害に、「抑圧が逆に性加害を誘発している」との指摘も(全文) | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)
今回、エホバの証人における性加害問題を調査したのは、元2世信者が設立した「JW児童虐待被害アーカイブ」。インターネットを通じてアンケート調査を行い、159件の有効回答を得たという。
「信者から性暴力を受けたことがある」と回答した人は37人。そのうち35人は、被害を受けた時、未成年だった。被害内容を朝日新聞の記事から引用する。
“宗教2世”を生きる 対話を始めた当事者たち | NHK | WEB特集 |
シンポジウムでは、特に相談件数が多い宗教団体として、「エホバの証人」が議論にあがりました。日本では親がむちで打つといった体罰や、子どもへの輸血拒否などをめぐって児童虐待にあたる可能性が指摘され、2023年3月には国が教団に事実確認を行いました。
(※教団側は「児童虐待は容認していない」「輸血拒否は家庭の判断を尊重」と説明)
・エホバの証人2世のひとり、ゴンさんは、自らの体験を通じ苦しみの中にいる子どもたちへの支援を呼びかけました。
・一般社団法人 宗教2世支援センター陽だまり 理事長 秋本弘毅さん(エホバの証人2世)
・当事者の集い「オフ会」を主催するエホバの証人2世の男性