ベンチマーク研究会

平成24年3月22日

ベンチマーク研究会の設置について(提案)

嶌田 敏行

現在、大学に関連する情報処理については、多くの大学で進められているが、 他大学との比較により自大学の状況(特色や弱点など)を知る取り組みについては、 あまり進んでいない、と考えられる。これは、比較可能な情報、データがあまり公表されていない、 もしくは公表されているが使いづらい、ということが原因であったと考えられる。 しかしながら、現在、教育情報の公表の義務化に伴い各大学が原則的に類似したフォーマットで データの公表を開始したりするなど、データが相互利用できる環境が整いつつある。


加えて、研究に関しては書誌データベースの進展にともない国家間比較、大学間比較に ついても文部科学省が強い関心を示している。ただし、理系の国際的な業績については、 一定程度のノウハウが積み上がりつつあるものの、文系の業績などについてはなかなか 検討が進んでいない現状がある。


大学評価コンソーシアムとして、これまでの大学評価担当者集会でのニーズを踏まえ、 評価やIRなどのテーマに各種活動を行ってきたが、上述のような動きに対応した内容の 充実も図っていかなくてはならないと考えられる。また、米国での先行事例に倣い、 将来的なコンソーシアムとしての活動を見越して、大学間でのデータ共有などについて 基本的な検討を行っておく必要もある。


このようなことから、大学評価コンソーシアムに「ベンチマーク研究会」を設置し、 以下のような活動を行い、評価担当者を始めとする大学関係者等の期待に応えるべく、 実践知を蓄積するための場として、当研究会を設置することを提案したい。 得られた知見は、大学評価コンソーシアムを通じて公表する。



名称:ベンチマーク研究会

参加校:茨城大学、神戸大学、新潟大学、鳥取大学ほか参加希望の大学

検討内容:教育・研究ほかのベンチマークのための諸課題の洗い出しと解決策の検討

予算:不要(※当面はTV会議システム[鳥取大学提供]で検討を行うため、ある程度参加者を絞った形で進める。)

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