14回(R2.9.7-11.25)大学評価・IR担当者集会2020

大学評価・IR担当者集会2020    ※ページ構築中 


令和2年9月~11月 オンライン開催



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[M] メインセッション:コロナ時代における評価・IR活動の課題と今後の展望についてサーベイ結果にもとづき考えて行きます。

[E1] 大学評価・質保証セッション:大学評価(現状把握)を組織的、継続的な改善に活かすための実践的手法を考える。

[E2/E3] 評価初心者セッション:初めて大学評価業務を担当する方に基本的な考え方を講習する。

{R1] IR初級セッション:IR業務を担当して概ね1年未満の方向けにIRの基本的な考え方と実践事例を学ぶ。

[R2] IR実務担当者セッション:IR実務を担当する方向けに事例を共有し踏み込んだ質疑応答を行う。

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実施概要(PDF:410KB)] 



<スケジュール> 

<総会資料>

大学評価コンソーシアム総会資料です。原案どおり、ご承認いただきました。ありがとうございました。

総会資料」(PDF:465KB)

通常の次期幹事等の候補者選定ができないため、スタッフを全員そのまま再任させていただく方向で総会に諮らせていただきました。詳細はこちらをご覧ください(PDF:70KB)。



各セッションのご案内

[M]メインセッション「コロナ時代における評価・IR活動の課題と今後の展望」 

COVID-19(コロナウィルス)の感染拡大において、大学ではさまざまな対応を迫られている状況です。そこで、このセッションでは、大学評価やIRの業務がどのように影響を受けたのか、そしてどのような課題が生じているのかという点について、アンケートを実施しその結果を広く共有しながら、今後の活動を展望していきました。


開催日時と内容

9月23日(水)13:00~14:30

ご挨拶、開催趣旨、セッションの構成を説明

コロナ禍における評価・IR業務への影響と課題について事前アンケートを行いその結果を報告

その後チャット機能を使って、参加者から質問・コメントを受け付け、質疑応答

Zoomウェビナーを使用しました。


アンケート結果と実施概要

アンケート結果CSV ]  [ 開催案内(PDF:287KB) ]


スタッフ

浅野茂(山形大)、○小湊卓夫(九州大)、関隆宏(新潟大)、田中秀典(宮崎大)、土橋慶章(神戸大)、藤原宏司(山形大)、山本鉱(九工大)、山本幸一(明治大) 



[E1]大学評価・質保証セッション 


開催日時と内容

E1-1 9月8日(火)10:00-11:00 評価・質保証実践事例セミナー1(国立大学編:山形大学事例)

 出席者41名(うちスタッフ・話題提供校等の関係者11名)

E1-2 9月14日(月)10:00-11:00 評価・質保証実践事例セミナー2(私立大学編:法政大学事例)

 出席者39名(うちスタッフ・話題提供校等の関係者12名)

E1-3 10月16日(金) 10:00-11:30* 大学評価と質保証に関する実践事例勉強会(グループ討議)

 出席者30名(うちスタッフ・話題提供校等の関係者12名)


アンケート結果と実施概要

E2-1(9/8 セミナー国立大学編)CSV


E2-2(9/14 セミナー私立大学編)CSV


E2-3(10/16 グループ討議編)CSV


開催案内・詳細 (PDF:241KB)]


スタッフ

浅野茂(山形大)、大野賢一(鳥取大)、小湊卓夫(九州大)、佐藤仁(福岡大)、○嶌田敏行(茨城大)、末次剛健志(有明高専)、関隆宏(新潟大)、土橋慶章(神戸大)、藤井都百(九州大)、藤原将人(APU)、山本幸一(明治大)




E2/E3]評価初心者セッション 

評価担当者として「評価とは何か」について基本的事項を理解するための講義と演習を行いました。想定する参加者は、評価の実務経験がほとんど無い方(概ね1年未満)です。

 (評価初任者研修として、毎年ほぼ同じ内容を扱いますので、過去にこのセッションに参加したことがある方はご遠慮ください。)


開催日時と内容

9月中にオンライン開催(オンデマンド+ライブ形式)

[E2-1]講義編:9月7日(月)~18日(金)の間に、合計90分程度のオンデマンド教材を事前学修し、ワークシート(自らの課題、疑問点など)を作成いただきます。

[E2-2]実践編:9月30日(水)10:00~11:30(最大延長12:00)

ワークシートの内容に関して、参加者4名+ファシリテーター(E1スタッフ)2名によるグループ討議を中心に、Zoomを用いたライブ形式で課題の解決、理解の深化を目指します。

追加分を、11月にオンライン開催(オンデマンド+ライブ形式)しました(現在進行中)。

[E3-1]講義編:11月2日(月)~13日(金)の間に、合計90分程度のオンデマンド教材を事前学修し、ワークシート(自らの課題、疑問点など)を作成いただきます。

[E3-2]実践編:11月25日(水)9:30~11:30(最大延長11:50)

ワークシートの内容に関して、参加者4名前後+ファシリテーター1~2名によるグループ討議を中心に、Zoomを用いたライブ形式で課題の解決、理解の深化を目指します。


アンケート結果と実施概要

E2アンケート結果(9月開催)CSV]  [E3アンケート結果(11月開催)CSV


E2開催案内(PDF:231KB) ] [ E3開催案内(PDF:229KB) ]


スタッフ

講義編:○関隆宏(新潟大)、土橋慶章(神戸大)

実践編:浅野茂(山形大)、大野賢一(鳥取大)、小湊卓夫(九州大)、嶌田敏行(茨城大)、末次剛健志(有明高専)、藤井都百(九州大)、藤原将人(APU)




R1]IR初級セッション

IR担当者には、データ分析を行うだけでなく、依頼者の問いに応じてその結果を分かりやすく示すとともに、意思決定に繋がるような情報提供(レポート)が求められます。


開催日時と内容

9月24日(木)

R1-1 第1部IR概論編13:00~14:45

R1-2 第2部IR演習編15:00~16:15

zoom ウェビナーを使用します。 


アンケート結果と実施概要

R1-1 第1部 概論編CSV  [R1-2 第2部 演習編CSV  [ 開催案内 (PDF:287KB)]


スタッフ

浅野茂(山形大)、○小湊卓夫(九州大)、佐藤仁(福岡大)、田中康大(神戸大)、橋本智也(大阪市立大)、藤原宏司(山形大)、山本鉱(九工大)、山本幸一(明治大)ほか



R2]IR実務担当者セッション 


開催日時と内容

11月5日(木)13:00-16:00

Zoom ウェビナーを使用します。

なお、同時接続できる人数に制限があるため、本セッションの定員は90名とさせていただきました。 


プログラム

13:00-13:05 ご挨拶・趣旨説明

13:05-13:25 「学習院大学における授業評価アンケートの分析と活用状況の報告」(PDF:1.44MB)

守 一介(学習院大学IRオフィス)

概要:IRオフィスではFD推進委員会と連携して授業評価アンケートの全学的な視点での分析を行っており、その結果は委員会で報告した後、大学ホームページで公表している。令和元年度は、例年の学生による評価に加えて、各授業の担当教員向けアンケートも実施した。本発表においては、学生と教員のアンケートデータを結合して分析した結果を示しながら、この結果をもとにした学内のFDでの活用状況や今後の活用可能性について報告する。


13:25-13:40 「九州大学教員活動進捗・報告システムとresearchmapデータ連携システムの開発」(PDF:0.98MB)

松本 馨、戸川 忠嗣(九州大学)

概要:2020年2月に公開されたresearchmap.V2にあわせて、九州大学では研究者業績DBとのデータ連携システムを開発した。researchmapには様々なDBとの連携機能が実装されており、AI機能によって自動的にデータが整理されることが特長である。学内DBとresearchmapを連携させることで教員の業績データ入力負担が軽減され、学内DBの内容がより正確になることが期待される。一方で、設計思想の異なるDB同士を連携させるには様々な調整や妥協が必要であり、商用のDB利用も含めて、今後の学内DBをどう運用していくか、その方向性の議論が必要になっている。


13:40-13:55 「分権型IRの導入に向けた環境整備について」(PDF:1.65MB)

田尻 慎太郎、堀川 靖子(北陸大学)

概要:本発表ではSwing(2016)の”Decentralized IR”と北陸大学における分権型IRの導入について取り上げる。中小規模の大学ではTerenzini(1993)のいう3つの知性を揃えた人材をIR部署に配置することは非常に困難である。人数だけをみても白石・橋本(2018)の全国調査では、私立大学のIR組織のFTEは0.84に留まる。そこで北陸大学ではIR室と各部署・各学部で役割を分担した「分権型IR」の導入を目指した。本発表ではその制度設計、システム構成について紹介する。


13:55-14:00 休憩・質問感想票記入時間


14:00-14:15 「IRに求められる継続的な改善のための3つの視点~組織均衡論の観点から~」(PDF:4.83MB)

齋藤 渉(東北学院大学)

概要:前例や慣習が優先し「組織の重さ」に陥りがちな大学組織の中で、IR部署が継続的な改善のための意思決定支援に資するため、組織均衡を図りつつ取り組みを進めてきた実践事例を3つの視点で考察をする。 また、IRが主管となる調査に基づき、学内諸活動への意思決定支援や提言の事例を報告し、参加者の各大学が取り組んでいるIRの役割を議論する契機としたい。


14:15-14:30 「IR担当者のデータ分析プロセスに関する試行調査」(PDF:662KB)

○田中 秀典(宮崎大学)、山本 鉱(九州工業大学)、岡部 康成(帯広畜産大学)、鈴木 達哉(山形大学)、山本 幸一(明治大学)、藤原 宏司(山形大学)

概要:IR担当者の役割の一つは、データ分析を行い、その結果を学内関係者と共有することである。しかし、多くのIR担当者が、「報告すべき事柄を正しく整理・分析できているのか」という悩みを持っていると思われる。全てを報告しようとすれば、その内容も冗長となり報告書を読んでもらえない可能性が高くなる。また、分析のポイントを絞っても「絞ったポイントが正しいのか」自信を持てないケースも多いと考えられる。そこで、明確なデータリクエストが与えられなかったというシナリオのもと、架空のデータを用意して、複数のIR担当者におけるデータ分析のプロセス(データマネージメント→分析→報告)を調査した。本報告では、その調査結果を紹介する。


14:30-14:50 「日本型IR履修証明プログラムの開講とIR人材育成の観点について」(PDF:4.21MB)

山本 幸一(明治大学)、鈴木 達哉(山形大学)

概要:報告者らは、山形大学が2020年5月に開講した「IR履修証明プログラム」の副担当講師を務めている。 本プログラムでは、米国におけるIR履修証明プログラムをモデルとして、IR担当者に必要な知識・スキルに関する基礎的な要素、特にData ManagementとData Storytellingの分野を重視した。本発表では、第1期における実績を共有し、第2期以降に向けてIR人材の育成について課題を整理したい。


14:50-15:00 休憩・質問感想票記入時間


15:00-16:00 質疑応答・総合討論

進行:浅野茂(山形大学 学術研究院)

※ なるべくすべてのご質問に回答いただくべく進行を行います。


アンケート結果と実施概要

アンケート結果CSV  [ 開催案内・詳細 (PDF:193KB) ]

初めてのオンライン開催でしたが、上記アンケートにおいて、概ね肯定的な評価をいただいております。

報告の時間配分、質疑応答への回答時間等については、課題として挙げていただいておりますので、今後の実施を通じて改善できるよう努めて参ります。


スタッフ

○浅野茂(山形大)、岡部康成(帯広畜産大)、佐藤仁(福岡大)、田中秀典(宮崎大)、橋本智也(大阪市立大)、藤原宏司(山形大)、山本幸一(明治大)、山本鉱(九州工業大)ほか 


<注意事項>

すべてのセッションにおいて、録画、録音はご遠慮いただきました。(なお、主催者が記録用に録画・録音を行う場合がありますので、あらかじめご承知おきください。)

原則的に、連絡事項は、会員向けメーリングリストを用いて行いました。(会員登録なしでも参加できるセッションもあります。その場合、大学評価コンソーシアムからではなく共同主催機関、共催機関からのご案内があります。)


大学評価コンソーシアム [ R3.8.12更新]