第7回(R5.3.13)
継続的改善のためのIR/IEセミナー2023
詳細は別紙(PDF:948KB)をご覧ください。
日時:令和5年3月13日(月)10時00分~16時30分
会場:JR博多シティ9F第1会議室(R2/R3)および第3会議室(R1)
https://www.jrhakatacity.com/communicationspace/meetingroom/
R1:IR初級者セッション2(第3会議室)
本セッションは、IR 担当者になったばかりの⽅(従事して概ね1年未満
の⼤学教職員、これからIR 活動を⾏っていこうとしている⼤学教職員等)
を対象に、IR の基本、学内各所と良好な関係をもって業務を進めるうえで
の課題や注意点等を学んでいただくものです。データの活⽤といった観点
から、前半は内部質保証やエンロールメント・マネジメントをキーワードに
した「講義編」を、後半は共通知(各⼤学で共通的に⾒られる事象等)を題
材とした「演習編(グループワーク)」を対⾯形式で実施します。
令和4年9 ⽉開催の⼤学評価・IR 担当者集会2022 のR1「IR 初級者セッ
ション」の続編となりますが、当該セッションに参加されていない⽅でもお
申し込みいただけます。
講義1:「IR初級概論2」(PDF:815KB)
小湊卓夫(九州大学)□
概論、内部質保証とエンロールメント・マネジメントとIRの概略について説明します。
講義2:「米国におけるEM及び内部質保証を支援するIR事例」(PDF:1.55MB)
藤原宏司(山形大学)
□ EM及びアクレディテーションにおけるIEに関し、米国におけるIRからの支援に関する具体的な事例について報告します。
講義3:「エンロールメント・マネジメントとIR実践」(PDF:237KB)
嶌田敏行(茨城大学)
□ 入口から出口までのアセスメントや各種データ分析結果の活用事例について報告します。部局FDでの活用以外に、学生支援系での活用事例(成績不振学生関連)についても触れます。
ワーク:「演習テーマ(共通知)の概要及びグループワークの説明」(PDF:1.71MB)
大野賢一(鳥取大学)
□ グループワークで使用する「共通知」の概略及びグループワークの進め方について説明します。
スタッフ:
○⼤野賢⼀(⿃取⼤)、岡部康成(帯広畜産⼤)、○⼩湊卓夫(九州⼤)、⽥中秀典(宮崎⼤)、藤井都百(九州⼤)、藤原宏司(⼭形⼤)、末次剛健志(有明⾼専)、関隆宏(新潟⼤)、⼟橋慶章・⽥中康⼤(神⼾⼤)、藤原将⼈(⽴命館アジア太平洋⼤)、⼭本幸⼀(明治⼤)
R2「IR実務担当者セッションA(午前)」の報告内容の詳細(第1会議室)
セッションA とセッションB で、それぞれ最⼤4 つのIR 実践事例を話
者が提供するとともに、各事例について、参加者からの質問に原則的に全問
回答する質疑応答で掘り下げるセッションです(話を聞きたいだけの⽅に
はあまり向かないかもしれません;中上級者向け)。
10:00-10:05 趣旨説明
10:05-11:25 事例報告
「ディプロマ・サプリメント発行の実践報告: IRが本領を発揮できる好機となるか?」(PDF:9.18MB) ○ 浅野 茂(山形大)
□概要:大学教育を通じて「学生が何を学んだのか」「学生は何ができるようになったのか」を証明する手段の一つとして「ディプロマ・サプリメント」が脚光を浴びるようになっている。本報告では、令和3年度から当該証明書を交付するため、山形大学においてIR担当者がどのように対応しているのかを共有し、今後の活用方策等を参加者と共に討議したい。
「アセスメントプランによる学習成果の把握から教育改善へ―IR担当者と学部等の現場のアセスメントの実際―」(PDF:3.07MB)
○ 紺田 広明(福岡大)、佐藤 仁(福岡大)
□概要:本報告では、福岡大学において2020年度に試行実施した「卒業予定学生アンケート」の開発プロセスにおいて、アンケート調査の設計の参考情報として分析した各大学における卒業時アンケート調査の特質を議論する。
「学生調査設計の工夫-オンライン授業とマイナー(副専攻)選択の課題を明らかにするために-」(PDF:1.28MB)
○ 上畠 洋佑(新潟大学)、○ 長 創一朗(新潟大学)
□概要:本報告では学生調査において、改善したい大学の課題を抽出し明らかにするために、従来の設問における問い方を工夫した事例と、調査対象を工夫した事例について報告する。
「IR組織・担当者の能力と大学執行部の期待の関係:調査結果の概要報告とIR担当者との意見交換」(PDF:1.57MB)
○ 橋本 智也(大阪公立大学)、白石哲也(山形大学)
□概要:大学執行部がIR担当者に期待する能力や、期待と現状の合致の程度とその理由等を明らかにするため、全国の大学にアンケート調査を行った。本発表では、調査結果の概要を報告するとともに、IR担当者の能力と大学側が求める能力の関係について参加者と意見交換を行いたい。
□
11:25-11:35 休憩・質問のweb入力
□
11:35-12:25 質疑応答・総合討論(進行・江端弘樹[福井大])
□
12:25-12:30 まとめアンケート記入
※最大延長 12:45
スタッフ:
浅野茂(⼭形⼤)、岩野摩耶(⼭⼝⼤)、上畠洋佑(新潟⼤)、江端弘樹(福井⼤)、紺⽥広明(福岡⼤)、齋藤渉(東北学院⼤)、嶌⽥敏⾏(茨城⼤)、橋本智也(⼤阪公⽴⼤)
R3「IR実務担当者セッションB(午後)」の報告内容の詳細(第1会議室)
13:45-13:50 趣旨説明
13:50-15:10 報告
「研究資源の提供を適切に評価する試み」(PDF:129KB)
○ 井上 雄介(国立国語研究所)
□概要:国立国語研究所の言語資源を中心とした研究資源の提供に焦点を当て,機関の研究成果として,文系・理系といった学術分野の範囲を超えて適切に評価する試みを報告する。
「人文社会学系部局を含む学内部局の研究業績評価手法の検討事例 -英文誌論文評価指標だけに依らない評価手法の検討-」(PDF:1.14MB)
○ 劉 沙紀(九州大学インスティテューショナル・リサーチ室)
□概要:九州大学IR室で行った、人文社会学系部局の研究業績も評価し得る、英文誌論文評価指標だけに依らない研究業績評価手法を検討した事例について報告する。評価指標及び可視化方法の検討の過程と、作成した複数指標を用いた部局ごとのレーダーチャートなどを紹介する。
「大学の人的リソースを活かした組織運営のための教員活動評価」(PDF:370KB)
○ 江端弘樹(福井大)
□概要:大学ではその限られた人的資源を様々な活動(教育、研究、社会貢献、組織運営、診療など)にいかに活用できるかが経営上の重要な視点となっている。評価の目的、結果の利用方法を執行部の意向を踏まえて改善し、それを反映した独自の活動評価項目および評価基準を設計、調査、分析し、執行部と共に次年度以降の改善につなげた事例を紹介する。
「IR会議資料作成におけるIRの知識・技能の活用について」(PDF:776KB)
○ 嶌田 敏行(茨城大)
□概要:我が国では、IR担当者の多くが異動を伴う事務系職員である。IR業務をどのように今後の業務に活かすか、ということは大学評価・IR担当者集会などで議論してきたが、ここでは会議資料作成におけるIRの知識・技能の活用事例として活動設計→収集→分析→活用の4つのフェイズに分けて示し、その有効性について当日、参加者と意見交換したい。
□
15:10-15:20 休憩・質問のweb入力
□
15:20-16:15 質疑応答・総合討論(進行・浅野 茂[山形大学学術研究院])
□
16:15-16:20 アンケート記入
※最大16:30まで延長あり
スタッフ:
浅野茂(⼭形⼤)、岩野摩耶(⼭⼝⼤)、上畠洋佑(新潟⼤)、江端弘樹(福井⼤)、紺⽥広明(福岡⼤)、齋藤渉(東北学院⼤)、嶌⽥敏⾏(茨城⼤)、橋本智也(⼤阪公⽴⼤)
継続的改善のためのIR/IE セミナー2023 の開催にあたり、以下の経費も利⽤しております。
なお、⼀部スタッフについては、所属校の経費で参加しております。記して謝意を述べさせていただきます。
平成30年度科学研究費助成事業(科学研究費補助⾦)基盤研究(C)「⼤学の数量的な「共通知」から分析マインドを涵養する⼈材育成プラットフォームの開発」(課題番号:18K02706、研究代表者:⼤野賢⼀)
[ ホーム にもどる ]