過去問 試験範囲外の問題
2024年度の講義において,従来講義していた内容をカットしたり,新たに加えた内容もある.また,期末試験日程の関係から,第14回講義の内容を,期末試験の範囲に含めないこととする.
よって,ホームページ掲載の2012年から2023年の過去問において,今年度の試験問題としては,出題不適切,あるいは修正を要する問題が出てくるので,以下に,それらをまとめた.過去問を用いて試験勉強する際には,注意願いたい.なお,最後に,本年度,はじめて講義で取り扱った内容を記載する.
2023年
3番 問3 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
5番 問4 選択肢2のみを残して,後は削除 (第9回講義範囲)
(第二級アミンのニトロソ化のみが試験範囲となるため.なお,この問を今年度の試験範囲に合わせれば,2021年4番問4,2018年2番問7と同等となる)
9番 問題文2行目 (SP-4-2)-をcis-に変更
(SP-4-2)-というのは,平面4配位でligandがcis配置であることを示す多面体記号であるが,今年度は,多面体記号の説明を扱わないので,ここの部分をcis-に変更する.
なお,9番全体としては,試験範囲である.多面体記号に関して知りたい場合は,動画を参照のこと.
2022年
1番 問3 4行目から 一酸化炭素では,酸素原子のエネルギー準位は・・・相互作用なども考慮する必要がある.の箇所を削除 (第7回講義範囲)
(分子軌道法において,一酸化炭素の分子軌道法はオプション学習としているため)
3番 問2 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
7番 問6 全文削除(第11回講義で紹介する内容であるが,参考までに話す内容なので試験範囲外)
8番 問1 a. のみ削除 (今年度は講義範囲外となるため)
問2 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
問3 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
2021年
4番 問6 3行目から 一酸化炭素では,酸素原子のエネルギー準位は・・・炭素のエネルギー準位よりも (ア)い. の部分を削除 (第7回講義範囲)
(分子軌道法において,一酸化炭素の分子軌道法はオプション学習としているため)
7番 問5 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
問7 文頭(SP-4-1)-をtrans-に変更
(SP-4-1)-というのは,平面4配位でligandがtrans配置であることを示す多面体記号であるが,今年度は,多面体記号の説明を扱わないので,ここの部分をtrans-に変更する.
8番 問3 全文削除 (第14回講義で扱う内容のため)
2019年
3番 問5 (iii)の化合物のみを残し,(i), (ii)の化合物は削除 (第9回講義範囲)
(第二級アミンのニトロソ化のみが試験範囲となるため.なお,この問を今年度の試験範囲に合わせれば,2021年4問4,2018年2問7と同等となる)
4番 問4 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
6番 問7 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
7番 問1 問題文2行目 (SP-4-2)-をcis-に変更
2018年
1番 問4 全文削除
(問題文中の,「等電子化合物」について,講義で触れないため.ちなみに,教科書には,等電子構造という用語は出てくる.これらは同義語で,構成原子数が等しく,同じ価電子数あるいは同じ電子配置を持つ化合物同士のことをいう.これらは,その性質が 類似することが知られている.たとえば,CO2とSCN-,ともに3原子で電子数は16)
3番 問3 a. 削除(第14回講義で扱う内容のため)
b. 削除(今年度は講義範囲外となるため)
4番 問3 問題文3行目 「また,反応中間体の構造を記せ.・・・記述すること.」 の部分を削除 (第12回講義範囲)
(会合機構において,反応中間体の構造式は問わないこととした.配位数が1つ増えて5配位の中間体を経由する,ということのみ現時点で知っていれば良い)
問4 全文削除(正解率がかなり低かったため.なお,錯体の異性体に関しては,試験の範囲内である)
5番 (1)全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
6番 問題文2行目 (SP-4-2)-をcis-に変更
2017年
3 問3 全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
9 問1 問題文2行目 (SP-4-2)-をcis-に変更
10 問1 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
問2 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
問3 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
2016年
1番 問3 全文削除(タイムリーな話題でなくなったため)
5番 問2 問題文は,そのままであるが,化合物の英名の理解を問わない
(1)硫酸(2)チオ硫酸ナトリウム(3)オルトリン酸(4)ホスホン酸
(5)メタ過ヨウ素酸(6)次亜塩素酸
問3 Sodium thiosulfateをチオ硫酸ナトリウム(sodium thiosulfate)に変更
(第10回講義範囲)
7番 問4 全文削除 (四面体型錯体のd軌道分裂に関連する問題は出題しない)
8番 問3 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
9番 問題文3行目 「また,その反応機構を,反応中間体を明示して・・・記述すること.」 の部分を削除 (第12回講義範囲)
(会合機構において,反応中間体の構造式は問わないこととした.配位数が1つ増えて5配位の中間体を経由する,ということのみ現時点で知っていれば良い)
10番 全文削除 (第14回講義で扱う内容のため)
2015年
1番 問4 (i) d. 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
(ii)a. 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
2番 問3 (1)削除 (第9回講義範囲)
(第二級アミンのニトロソ化のみが試験範囲となるため.なお,この問を今年度の試験範囲に合わせれば,2021年4番問4,2018年2番問7と同等となる)
3番 問1 問題文は,そのままであるが,化合物の英名の理解を問わない
(1)硫酸(2)チオ硫酸ナトリウム(3)オルトリン酸(4)ホスホン酸
(5)二酸化硫黄(6)次亜塩素酸(7)亜硫酸カリウム
問2 sodium thiosulfateをチオ硫酸ナトリウム(sodium thiosulfate)に変更
(第10回講義範囲)
5番 問1 (2)dppe (4)bpy を削除 (第12回講義範囲)
(二座配位子として今年度は,dppe, bpyに関しては触れないため)
7番 全文削除 (第14回講義で扱う内容のため)
8番 全文削除 (第14回講義で扱う内容のため)
2014年
2番 問6 cを削除 (第14回講義で扱う内容のため)
3番 問題文最後 「上記解毒機構の3」にあたる例として・・・文末まで」を削除
(今年度は,ヒ素の解毒剤であるジメルカプロールは講義範囲外となるため)
9番 問題文3行目 「反応中間体を明示して」の部分を削除 (第12回講義範囲)
3行目「その際,錯体の立体構造がわかるように記述すること」を削除
(会合機構において,反応中間体の構造式は問わないこととした.配位数が1つ増えて5配位の中間体を経由する,ということのみ現時点で知っていれば良い)
10番 問1 削除(英名を書けという問いはしない)
問4 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
問5 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
11番 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
2013年
3番 問1 問題文は,そのままであるが,化合物の英名の理解を問わない
(1)オルトリン酸(2)亜硫酸ナトリウム(3)ホスフィン酸(4)塩素酸カリウム
5番 問2 d. 全文削除 (今年度は講義範囲外となるため)
6番 問1 全文削除(二座配位子で,ドナー原子が(N,N)となるものを,本年は,エチレンジアミンしかとりあげないため) (第12回講義範囲)
問2 全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
2012年(期末試験)
2番 問1 全文削除 (英名を書くということは問わない)
4番 問2 d. 全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
6番 全文削除 (第14回講義で扱う内容のため)
7番 問2 全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
問3 全文削除(今年度は講義範囲外となるため)
8番 問3 全文削除(第14回講義で扱う内容のため)
2012年(中間試験)
2番 問1 Birch還元そのものは試験範囲外(アルカリ・アルカリ土類金属がアンモニアに溶けて溶媒和された自由電子が出ること,これが,強力な還元剤となること,は理解しておく) (第4回講義範囲)
3番 問1 1)dppe, 2)bpyを削除 (多座配位子として,dppe, bpyは講義ではとりあげない) (第12回講義範囲)
問2 全文削除 (英名を問うことはない)
4番 問1 a. を削除(塩酸リモナーデは講義では取り扱わない.なお,リモナーデ剤というのは,甘味と酸味を有する澄明な内服剤のことをいう.低・無酸症における消化異常症状の改善に塩酸のリモナーデ剤が用いられる)