例題1
例題2
シス型は,complex A
与条件より,complex Aおよびcomplex Bは[Cu(gly)2]錯体であり,この錯体には,シス・トランス体が存在する.
Complex A との物性の違いは,水に対する溶解性である.Complex Aのほうが,極性の高い水に溶けやすいことから,極性がcomplex Bよりも高いと考えられる.シス.トランスの構造から考えて,トランス体では,双極子モーメントの相殺が大きいので,錯体の極性は,complex A > complex Bである.よって,complex A はシス体であると判断した.