(2013-05-20 初稿 - 2020-08-13 転記・修正)
先日、職場の後輩に相談されて、tukeyの多重比較で検定して、「対照区と比べて有意な差のある範囲をグラフに示したら」と偉そうに答えてしまいました。^^;
後日、後輩からアルファベット(符号)の付け方の相談をされ、これが意外に難し(楽し)かったので、家に帰ってからRubyのスクリプトでも書こうかと思いきや、意外と簡単だったのでここに備忘録として記します。
本当は、額に汗して(目に汗かいて)回答を考えたのは、ここだけの秘密です。(^^ゞ
ちなみに、一覧表にした方が良いとの意見もあることは重々承知ですが、グラフや別の表に記載する場合は、どうしても符号の方が書きやすいかと…
ここでは、平均値の大きい順にアルファベット(符号)を付ける方法を紹介します。
小さい順の方が良い方は、平均値の小さい順に並べれば良いかと思います(未確認 汗)。
ここでは、例として以下の区で有意差があると仮定します。
(1区, 3区)、(1区, 4区)、(1区, 5区)
(2区, 4区)、 (2区, 5区)
1 各区の平均を大きい順に、列および行に書き、表を作成する。
2 右上、左下のどちらかを「-」等で消す(使わない)。
3 有意差のある区に*を記入する。
4 一番下に1行追加して、有意差のある数(ここでは*数)を記入する(慣れてくれば不要かな…)。
5 平均値の大きい区から列に「a」の記号を入力する。
6 続いて、4区も*数が同じなので、「a」を記入する。
7 続いて、3区の入力だが、*数が異なるので、異なる符号(b)を記入する。
8 2区も*数が異なるので、異なる符号(c)を記入する。
9 1区は2区と同じ*数なので、同じ符号(c)を記入する。
10 右側に新しい列を追加して、ユニークな符号を記入する。
こんな感じでやれば、わかりやすいかと… (^^♪
ruby等でスクリプトを作る際にも、「*の数が変わったら符号を変える」の法則にしたがい作ってみてください(超手抜き 汗)。
ちなみに、「aab」は、uniqを使えば、[ab」になります。また、「*」はdeleteで消せそうですね…
筆者も、気が向いたら作るかもしれませんが、この程度のことならば、表計算ソフトで十分かと…(超手抜き 汗)。
最後に、この記事を読んで「わかりやすい」と感じましたら、遠慮なく、どうぞ遠慮なぞなさらず「+1」ボタンを押してくださいね。m(__)m
それでは、また。