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がくにん・がくじん
神楽界のカルテット
「楽人」と書いて「がくじん」「がくにん」と読みます。楽とは音曲を奏する事でその音曲を奏する人ということで「楽人」と呼ばれています。楽人が奏する楽器は幕側から「大太鼓」「小太鼓」「手打鉦」「笛」の4種類があり4人前後で奏しています。また楽人の座する場所は下手側(お客様から見て左側)が多くなっています。しかし昔は上手側(お客様から見て右側)が多く時代と共に変わっていきました。現在でも会場の構造や舞台の構造などで上下(かみしも)座する場所が変わることもございます。
また楽は「楽譜など見ながら奏しているのか」と聞かれることがありますがそのようなことはございません。先輩から直伝で習いそれを見よう見まねでやっていき少しずつできるようになる場合が多いです。そして舞手を見ながら・神楽歌を歌いながら・周りの音を聞きながら・楽を奏します。アイドル並みの能力です。この時歌う神楽歌は演目にまつわる歌を歌っています。
楽人が声を出し盛り上げてくれることで舞手も思いっきり舞うことができます。