パラシュートへの誤解を説く

 その5

コントロール可能なパラシュートは緊急用に

使ってはいけない 続き ロガロパラシュート

PJ

ハンググライダーの原型となったと言われているパラシュートです。

緊急用パラシュートはラウンド型パラシュートが適しています。

写真はSOL SPORT ECOM  LTDA社のHPより抜粋

ロガロパラシュートはスクエアパラシュートのようなラムエアー構造を持つことなく滑空性能をもったパラシュートです。
操作性は滑空させることによってのみ得られます。
ドローン用の緊急パラシュートの相談を受けた時にスクエアパラシュートの採用が不可であることを伝えると、インターネットで情報があふれているこの時代ですのでこうしたシングルサーフェイス(1枚翼)のパラシュートを見つけてきてこれが使えるか再度問われます。
実際のところラムエアーではないことでスクエアパラシュートよりも低速で滑空するため開傘直後のノーズダイブは速度回復までの時間が短いのですが、当然ながらノーズダイブはします。
パラグライダー用の緊急パラシュートとしてラインナップしているメーカーもあるのですが、次第にそのラインナップからは姿を消しつつあります。
パラグライダー用の緊急パラシュート用としては別の理由の難もあるのですがここではドローン用として解説しているのでその説明は省きます。

アドエアではドローンの危機対策全般を扱ううえで、機材に留まらず知識のとしての危機対策を公開するために

緊急パラシュート及びドローン配送用のパラシュート型ドローンスクールを2022年度中に実施予定です。

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