「パソコンのプロ」というイメージの一つに、指先を見ないで素早くキーボード入力をする、というものがありませんか?パソコンを扱う上で重要なのがキーボード操作です。キーボードには作法があります。この作法を身につけることで早く正確に入力できるようになります。少し、努力が必要です。
「情報最新トピック集2020」の裏表紙から4枚ぐらいめくると、「キーボードレイアウト」というページがあります。本を横にするとちょうどノートパソコンの実物大になっています。指を置いて練習できます。パソコンが家にある方はパソコンのキーボードで、なければこのページの紙の上で練習しましょう。
まず、周囲の特殊なキーについて。図の青い色のついたキーとオレンジの色のついたキーがあります。一つ一つの「意味」と「呼び方」を一通りざざっと読んでおいてください。そして位置も確認してくださいね。授業中に「コントロールキーを押しながらCを押してください」と言われたら、左右どちらかの「Ctrl」キーと「C そ」と書いてあるキーだな、と分かるようにしてくださいね。
そして、A~Zや1~0などのキーについて。A~Zがバラバラな配置になっています。意味は特にありません。はい。意味は無いんです。人間工学的に使いやすいとか疲れにくいとかそんなことありません。意味は無いんですが、「100年以上前のタイプライターからこの配置になっている」ということでこの配置を覚えましょう。一説には100年前のタイプライターのあまり使いこなしてないセールスマンがセールスできるようにということで、「Tab」の横の段に「TYPEWRITER」の文字を並べてデモンストレーションしやすくした、と言われています。
さて、以下のビデオを見てください。
ブラインドタッチの練習方法!このコツを覚えて練習すれば誰でもできる!(6:19)
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いかがでしょうか。トピック集の薄い手の影はここに手を置けという意味です。指先は「ASDF」「JKL;」です。そして各指の守備範囲には赤い線で区切られています。ここに指を置いて、アルファベットを「a,b,c,d,e,f,……,y,z」と声に出しながら押してみましょう。次に自分の名前をローマ字にして、たとえば「shimizu noriyuki」のように指を動かしてみましょう。動画の中で紹介されていたサイトは以下のリンクです。練習してみてください。
ポイントは一通りやったら指先を見ない!ということです。できれば手の上にハンカチを被せて見えないようにして練習しましょう。
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↑「模擬試験」のところからYouTube動画と同じ練習ができます。