カガクのメガネで見るセカイ

白猫ラボ(2023.3.26

科学至上主義と文化相対主義を乗り越える

「カガクのメガネで見るセカイ」の第4弾です.

これまでの実践から得られた知見を踏まえつつ,

白猫ラボの参加者向けに内容の差し替えを行いました.


前半はレクチャーを主体として化学史・杉並と化学・大学での研究の話をしました.

その中で,科学の特徴や性質=科学の世界を浮かび上がらせることを目指しています.

後半は「科学にできないこと」をテーマに哲学対話を行いました.

前半で触れた科学の世界をわたし(たち)の世界にぶつけることを通じて,

2つの世界の違いを浮かび上がらせることを意図しています.


科学の世界もわたし(たち)の世界も,完璧ではありません.

でも,どちらの世界にも価値はあります.

その価値とは何なのか,そのもとで2つの世界をどう使い分けていくのか.

科学を盲信,あるいは拒絶といった形で思考停止するのではない,

わたし(たち)にとっての科学との関わり方を見つけていく実践になっています.

Detail

Our concept ~実験教室に寄せて~

Our Concept.pdf