みるみるオノマトペ

駒場祭2021(2021.11.21-23,オンライン

Collaborated with 青井隼人さん(研究事務所ILOLi代表)

音象徴の可視化・交流から,ことばとコミュニケーションについて考える

科学という営みは,「ことば」無しには行えません.

だからこそ,科学コミュニケーションにおいても「ことば」を大切にしたいと考えています.

ここでは,「ことば」を題材とした科学コミュニケーションとして,

既知・方言・架空のオノマトペを聞いたときに生じるイメージ(音象徴)を,

絵文字・形・色で可視化する展示を共同制作しました.

また,結果をコメントとともに一覧にすることで,参加者が持つ音象徴の交流を図りました.

投稿・一覧ページには,言語学の研究者によるコラムが掲載されており,

ここから言語学について学びつつ,その先の探究にまでつながるようになっています.


音象徴の違いは,参加者の経験によって「ことば」の受け取り方が違うことを意味しています.

そして,それはコミュニケーションのすれ違いにもつながっていると考えています.

すれ違いがある中で,我々はどのようにコミュニケーションを取っていけば良いのでしょうか?

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