あそびの未来ファクトリーは、「あそび」とは何かを考え,未来の「あそび」を作るハッカソンです.
私たちはだれしも幼い頃,「あそび」を通じて多くのことを学び,心や身体を育みました.
身体を使う,ルールを作る,相互に関係性を結ぶ,ストーリーを空想する,などといった様々な遊びの要素を組み合わせたり,参加者同士でディスカッションを深めながら,人類にとって「あそび」とは何か?という深い問いに挑み,未来の「あそび」を想像してみてください.
開催報告
最優秀賞
ink-a-teikoku インク-ア-テイコク
工学部3年×2・理科一類×2
オンライン上でのじゃんけんに代わるあそびです。それぞれプレイヤーが画面をクリックした後に円が広がり他の円や障害物と接した時に一番大きい円の人が勝ちになります。
今ではあそびだけでなく意思決定の手法としても利用されているじゃんけんに着目し、オンラインツールでは画面の遅延などでじゃんけんが出来ないことから遠隔でも平等に意思決定のために利用できるあそびを実現しています。
優秀賞
しちならべすごろく
教養学部4年×3・薬学部3年×1
しちならべとすごろくという異なるあそびを組み合わせた対面でおこなうボードゲームです。最初に山札からスタート・経由地・ゴールを引き、しちならべを行いながら、カードの上を辿ってプレイヤーはゴールを目指します。時に相手プレイヤーをゴールに辿り着けないように妨害しながらあそびます。
既存のあそびの面白い要素を実際にあそびながら発見・抽出し、ブリコラージュすることによって新しいあそびを生み出しました。
開催概要
日時:2022年2月15日から24日にかけて実施します.全日程14:00開始,17:00終了.
2月15日(火)自己紹介・説明会・チーム分け・ブレインストーミング(参加必須)
2月16日(水)技術サポートday
2月17日(木)技術サポートday
2月18日(金)中間発表会(参加必須)
2月21日(月)技術サポートday
2月22日(火)技術サポートday
2月24日(木)最終成果発表会(参加必須)
場所:主にZoom等を用いてオンラインで実施しますが,初日(2月15日),中間発表会(2月18日),最終成果発表会(2月24日)の三日間は東京大学情報学環オープンスタジオ(文京区本郷7-3-1)[地図] 現地で実施予定です.
参加費:無料
過去のあそびの未来ファクトリー
2019年からスタートしたあそび未来ファクトリーではオンライン/オンサイト、屋内/野外問わずに様々なあそびのアイデアが生まれました。
過去のサイトではそれぞれ最優秀賞・優秀賞を成果物として掲載しています。
主催
東京大学情報学環オープンスタジオ/中山未来ファクトリー
「東京大学情報学環オープンスタジオ」は,中山隼雄氏のご寄附によって2017年4月に竣工いたしました。東京大学における<工房・広場>をイメージした拠点として,ワークショップや展覧会など,社会に開かれた創発的な研究教育活動に資する場を提供しています。
当スタジオでは,中山隼雄氏および中山隼雄科学技術文化財団からご寄附をいただき,「人間と遊び」をキーワードにした「中山未来ファクトリー」プロジェクトに取り組んでいます。詳しくは,活動のアーカイブをご覧ください。