成果物

ダイジェスト動画

最優秀賞

Tidy Toy

理一(1年女子・2年男子×2)・文二2年男子

逃げ回るおもちゃ箱を追いかけ回しながら片付けをする子どもたちを想像しながら実装された,あそびのプラットフォームです。おもちゃが転がる構造を考慮した加圧センサ付きのおもちゃ箱を作成し,おもちゃを入れるとインタラクティブに映像が変化します。さらに中山未来ファクトリにあったRoombaをちゃっかり活用して,動き回るところまで実現しました。このような仕掛けは,さまざまなあそびを生み出していくプラットフォームとして期待できます。

優秀賞

さむらいプルプル

理二(1年男子,2年男子)・文三2年女子・文学部4年男子

数人で輪を作り,テンポよくカラダを使って隣の人にポーズ(シグナル)を伝達していくゲームです。左半身だけ隣の人のポーズを模倣しつつ,右半身はオリジナルのポーズを創造していきます。実際にやってみると,意外と頭を使うゲームになっていて,理屈抜きで夢中になるその面白さは「混乱が生む一体感」と表現されていました。おもしろさの種を,勝ち負けなどではなく,「テンポ×シグナル×カラダ」や「模倣と創造」というキーワードで言語化できていたので説得力がありました。輪の中心に360度全周カメラを設置することで,ポーズのコラージュを合成するなどの展望も語られており,さらなる発展が期待されます。

つめつめ

理一(1年男子×3・2年男子)・文二2年女子・工学部3年女子

隙間なくモノを詰め込むって気持ちいいですよね,という着眼が出発点の作品です。スマホアプリを実装する前に,ホワイトボード上にマグネットで張り付けるプロトタイプを作成し,早い段階から楽しさの共有を進めていました。さまざまなカタチの建物やオブジェをスマホで撮影し,それを「詰め具」として活用します。この詰め具を求めて,日常生活においても常に,何か面白いカタチはないかと探し続けるような展開も想定されており,世界観をも変え得る未来のあそびになるのではと期待しました。

他の年のあそびの未来ファクトリー成果物