下記:依頼で付き添うことの多い大病院の詳細が記されている各ホームページ。
病院内のマップなどを事前に確認しておく。
利用者の方の自宅・施設から病院までの地理・交通手段を把握する。
地理:サービス利用者の住所・病院や薬局の場所・段差・交差点・歩道など
交通手段:徒歩・タクシー・バス・電車など
一度実際に自分で動き、段差や交差点の有無を確認しておくとよい。
利用者の方が病院の付き添いを必要としている理由をよく知っておく。
【病院受診付き添いの理由 事例】
★身体的:1人での受診は危険なため
車椅子を利用しているため(院内でのみ車椅子を使用することも)
★認知的:代金や処方箋の受け取りが難しいため
受診内容を理解し覚えておくことが難しいため
①②のどちらかの理由・または両方の理由から病院の付き添いを必要としているのかを確認しておく。
利用者の方へ適用されている保険の種類、薬の受け渡し方法などを確認する。
ご家族や施設の方、介護担当者と、サービス利用者の方の情報・留意点 (健康状態・病状、アレルギーや病気に関連して注意するべきことなど) を共有する。
挨拶:「○○大学の○○です。アシスタのサービスとして、○○さまの病院付き添いのサポートの為に参りました。病院の付き添いをする上での留意点などがございましたら、教えて下さい。」
持ち物の準備と確認する
【病院受診において必要なもの】
保険証・診察券・おくすり手帳・紹介状・検査結果・手帳
余った薬(何が何個余っているか)
→一式持っていくと医師の目で実際に確認してもらえる。
下半身衣類: オムツ・着替え一式・袋・ビニール手袋
天候が悪い場合: 雨具
サービス利用者の方に確認をとった後、荷物を代わりに持つようにする。
杖や鞄についても、動作や買い物の都度声かけをしながら、代わりに持つかどうかの確認をする。
「お荷物を代わりにお持ちしますか?」
公共交通機関を利用する際に乗降者が困難な場合は、運転手へ利用者の方の身体状況を説明し、運転手の助けを借りながら指示に従って、利用者の方が安全に乗り降りできるようにする。
個人運営の病院
初診の場合: 受付で保険証を提示する
再診の場合: 受付で保険証と診察券を提示する
↓
問診表を記入・提出する
大学病院・行政管理下の主要病院
玄関入口付近に、患者さんの情報を記入するための用紙が置かれていることが多い。初診時に必要な用紙へ記入し、保険証・診察券(・紹介状) と共に受付カウンターへ差し出す。
最近は、デジタル機器を利用して、情報を打ち込んだり受付を済ませたりする病院もある。
病院内で不明点があれば、院内の職員へ躊躇わずに聞く。
周囲への配慮をして過ごす。
この際、携帯電話利用は必要最低限にする。
病院への付き添いでは、はサービス利用時間が断定できないため、なるべくサービス時間を短くすることで、利用者の方からの信頼度を上げることに繋がる。
サービス利用者の身体の不具合 について質問し、現在の身体状況について説明できる準備をしておく。水分・お手洗いの必要性についても、利用者の方へ細目に伺う。
待合時は無理に会話を続けようとする必要はない。利用者の方が安心できる環境づくりを心掛ける。
院内では医療関係者が沢山いるため、何か問題があった場合は頼るようにしてください。
担当医の話をしっかり聞き、メモをとるようにする。
サービス利用者の受診内容は、後に、ご家族・施設・アシスタ運営へ報告する。
✏memo
メモをとる際は、学生自身の主観を抜いて、担当医が話したことをそのまま写せるようにする。
医師が話を聞く際は、介護者である学生に利用者の方について話してもらう場合と、利用者の方本人のみから体調についての話をしてもらう場合に分かれる。どちらの場合にも柔軟に対応できるよう、学生も利用者の方の体調について説明できる準備をしておく。
薬が処方された際は、前回と比較して「何が」「どうして」変わったのかを、薬の内容、理由、数・量、日数、在庫を細かく聞いてメモをとる。
次回の受診日程・内容を確認し、メモをとる。
診察後、医師からの診察内容を、受付の職員から再度確認することもできる。
✏memo
病院内では、医師・担当看護師・受付職員の間で伝達が行われており、正確に伝達されないことがたまにあります。疑問に思う事があれば、その場で必ず確認をとる。
【確認するべきこと】
採血などの検査結果・病院から提示されたものを貰えるかどうか。
検査などを通して量られた数値が、各種手帳へ記載されているかどうか。
✏memo
医療福祉費支給制度(マル福): 医療費の公費補助
労働災害保険制度
など、利用者の方の疾患や病気・怪我の原因によっては会計時の支払い金額に関わってくる保険制度が存在する場合もある。利用者の方が所持しているものを、会計時に提示できるようにする。
病院付き添いを通して処方された薬を引き取りに行く。
医師から薬の変更があるということを告げられた場合は、薬局で薬を受け取る際も、処方箋が変更されていることを改めて確認する。(薬の内容、理由、数・量、日数、在庫 など)
かかりつけ薬局の情報は、アシスタの依頼内容に記載されている。
処方箋の受け取り方は、主に3つに分かれる。
1⃣ 処方箋を薬局へFaxする場合
かかりつけ薬局へ処方箋をFaxで送付する。
病院内にFax送信ができる場所があることが多い。
2⃣ 処方箋を施設に一度預ける (持ち帰る) 場合
処方箋を持ち帰り、施設の担当者へ渡す。
3⃣ 処方箋をもって薬局へ一緒に貰いに行く場合
病院受診後、サービス利用者とかかりつけ薬局へ向かい、処方箋を出して薬を受け取る。その際、おくすり手帳も一緒に渡す。
4⃣ 利用者の方を自宅へ送り届けてから、薬局へ向かう。
かかりつけ薬局が利用者の自宅近くにある場合など、一度帰宅して利用者を送り届けてから薬局受診を引き受けた方が効率的で、利用者の方にとってもよいと判断できる場合は、利用者の方に学生だけで取りに行くことを説明した後、必要な処方箋・おくすり手帳などを持参して、薬局まで薬を引き取りに行く。
サービス利用者の方のご家族や、施設の担当者と、受診内容を的確に共有する。
「本日○○時からの受診で、○○さまの病院受診の付き添いをして参りました。
今回の受診では、○○ということが担当医の方から伝えられました。
処方箋は○○です。
次回の受診は○月○日○時から、○○(場所)にて○○(内容)を行います。」
採血などの検査結果・病院から提示されたもの・各種手帳を通して、病院で行った検査・測られた数値などをなるべく客観的に伝えられるようにする。
この報告時に「聞いてくるのを忘れた・確認してくるのを忘れた」ということが起こらないように心がける。
病院内で疑問をそのままにせず、不明点があれば質問をすることで、確認すべきことを忘れずにメモしてご家族や施設担当者へ伝達することができる。病院職員と話す際も萎縮せず、毅然とした態度でいるとよい。