SAT®(Scholastic Aptitude Test®)は、College Boardという団体が主催するアメリカの高校生を対象とした大学進学適性試験です。英語と数学のパートで構成されており、アメリカの大学のみならず、オセアニアやアジアの大学に進学する際にも必要とされる場合があります。日本国内でも、慶應義塾大学PEARLをはじめとする多くの英語学位プログラムへの出願で、SATのスコア提出が求められています。
SAT®は、以下の2つの主要なセクションで構成されています。
文章を読んで内容を理解する読解力と、文法や表現の正確性を問う問題が出題されます。
代数、データ分析、幾何学など、高校で学ぶ数学の知識と応用力を測る問題が出題されます。
各セクションは、さらに2つのモジュールに分かれており、合計で約2時間14分の試験時間となります。
スコアの範囲: 「Reading and Writing」と「Math」の2つのセクションがあり、それぞれ200点から800点で採点されます。合計スコアは400点から1600点の範囲です。たとえば、「Reading and Writing」で650点、「Math」で700点を取った場合、合計スコアは1350点となります。
採点の仕組み: 2024年から導入されるデジタルSATは、受験者の最初のマジョールの解答状況に応じて次に提示される問題の難易度が変化する「多段階適応型テスト(multistage adaptive design)」を採用しています。
平均スコア: SATの平均スコアは年によって少し変動しますが、おおよそ各セクションで500点台前半です。この平均スコアは、自身のスコアがどのレベルにあるかを測る目安になります。
アメリカの上位ランク大学を考えている
オーストラリアの大学進学を考えている
アジアのトップ大学進学を考えている
上智大学国際教養学部、上智大学SPSF
慶應義塾大学経済学部(PEARL)
早稲田大学政治経済学部(SPSE)
明治大学国際日本学部(English Track)など