こんにちは!!
上智大学国際教養学部2年のM.T.です。
今回は私が通っている上智大学国際学部・FLAについてご紹介いたします!
🦅 FLAってなんだろう?
上智大学国際教養学部の英語名はFaculty of Liberal Artsであり、多くの生徒からはFLAという愛称で馴染まれています。
ほかの学部とは異なり、授業は全て英語で行われています。「英語を学ぶ」のではなく、英語”で”学ぶ環境であり、アメリカの大学などで採用されているリベラルアーツプログラムの中で学習することが出来ます。リベラルアーツとは幅広い学問を学ぶことができる教育システムのことです。一般的な学部のように一つの専攻科目を集中的に学ぶのではなく、幅広い分野を学べるのが特徴です。
FLAでは3つのMajor(専攻)があり、それぞれSocial Studies(社会学)・Comparative Culture(比較文化学)・International Business and Economy (国際経済学)です。2年生の2学期に専攻科目を決定し、自分の専攻科目を中心的に学びます。しかし他の分野の授業を取ることも可能であり、興味のある分野を専門的に学びつつ、幅広い学問に触れることが出来ます。
私は2年生の秋からSocial Studiesを専攻に人類学を中心的に履修しています!!
🦅 FLAの特徴
英語で授業を受けること以外にもFLAには他学部と比べて異なる点がいくつかあります。
1.英語の必修クラスが他学部とは違う
上智大学には必修の英語のクラスがあり、学部関わらずレベルごとのクラス分けをされますが、FLA生はその授業を受けません!!その代わりにCore Programという英語プログラムがあります!!
入学式の直後にReading・Grammar・WritingのFLA生限定のテストを受け、どのレベルのクラスから始めるのかを決定します。
2.その他の必修クラスも他学部と違う
上智大学には英語以外にもキリスト教やデータサイエンスなどの必修授業があります。FLA生はこれらの授業も英語で受けます!!
他学部の学生と授業で同じになることがほとんどなく、課外活動などに参加しないとFLA以外の友達を作るのが厳しいです。そのため、ほとんどのFLA生はサークルや部活などに参加しています。私も3つのサークルを掛け持ちしています!
3.生徒のバックグラウンドが様々
FLAの一番の特徴、それは多様性と言っても過言ではないかもしれません!
外国人学生、帰国子女、留学生、インターナショナルスクール卒業生、純ジャパ。実に様々なバックグランドを持つ生徒たちが一か所に集まっています。友達と話をしていると色々な話を聞くことができて面白いです!!価値観や考え方が異なりすぎて、たまに困惑することもありますが、友達と一緒に楽しく過ごしています。
私の仲のいい友達にもアメリカやイギリスの帰国子女、フィリピン人やシンガポール人などがいます。
4.もはやアメリカの大学?!
FLAは1949年に在日米軍の子供たちのために設立された上智大学国際部がもとに創られました。アメリカの大学を参考にしたカリキュラムが立てられており、日本にいながらもアメリカの大学のような生活を送ることが出来ます!
上智大学では中高と同じように学部ごとにクラス分けがされていますが、FLAにはありません!
🦅 FLA生の1日
1年生の春には社会学や人類学の基礎と必修のクラスを中心に取り、2年の春には社会学・人類学に加え、経済学やポップカルチャーなど幅広い分野の授業を取りました。
人にもよると思いますが、FLA生は他学部と比べると空きコマの数が多いです。その理由の一つとして、学科内の授業のほとんどが週2コマ4単位だからです。他学部では週2コマであっても2単位のことが多く、単位を取るためにはかなりのコマ数が必要となります。そのため、一部の生徒からはFLAで単位を取るのは楽だと言われています。
しかし課題量の多い授業が大半を占めるため、良い成績を取ろうとするとかなり大変です。またどうしても生徒の英語力によって大変さが異なるので、一概に言えないというのもあると思います。私は小中高12年間日本の公立学校で過ごしてきた純度100%の純ジャパなので苦戦することが少なくないです。
大変なこともありますが、楽しく学ぶことができる環境だと思います。
🦅 上智生のごはん
私が上智大学の何が好きかと聞かれたら、迷わず答えるものがあります。それはごはんです!!
食堂、カフェ、お弁当、キッチンカー。たくさんあって毎日飽きません。
今回はその中でも私のおすすめを紹介します!!!
ホフマンホール4階のハラルカフェで食べられるカレーとナンのセットです。ナンは窯で焼かれており、いつも焼きたてが提供されます!カレーとナン以外にもガパオライスやビリヤニ、タンドリーチキンなども楽しめます。
上智にはキッチンカーが毎日4台必ずやってきます。種類も豊富で、ケバブや海鮮、ピザ、エスニック料理など様々です。値段は少し高めに設定されており、大体800円から1200円が相場です。お気に入りのキッチンカーがある生徒も多いです!
上智には食堂が2つあり、それぞれ2号館と11号館にあります。2号館の食堂では2限目と3限目の時間での利用で、カレーなどの一部商品が100円引きされるオフピークというサービスがあります。左の写真はカツカレーなので400円が300円に値引きされていますが、トッピングなしのオフピークカレーですと、200円でお腹いっぱい食べることが可能です。金欠の上智生はよくオフピ食べに行こう!!と言っていますよ。
2号館ではカレー以外にもから揚げ定食やラーメンなどがあり、どれも500円以内で食べることができます!
上智大学には100円朝食というサービスがあり、キャンパス内の3か所で毎朝、1限開始時刻である9:00まで販売されています。9カフェ以外にも2号館のサブウェイやハラルカフェにて、異なる100円朝食が販売されています。
左の写真は私のお気に入り、あんバターコッペパンとホットティーのセットです。あんバター以外にもイチゴジャムや卵、ナポリタンなど様々なコッペパンがあります。
またキャンパスから歩いて数分の場所に位置しているしんみちどおりという飲食街に食べに行く生徒も多いです。大体800円から1500円で美味しいランチが食べられます。
割合としては少ないですが、お弁当を持ってくる生徒もいますよ!(私も週2でお弁当持参しています)
🦅 私の受験勉強
私は公募推薦でFLAに合格しました。そのため、TOEFLと推薦の対策を主に勉強していました。
1.TOEFLの勉強について
私は高校一年生の冬からトフルゼミナールに入会して、二年生の春からTOEFLクラスで授業を受けていました。そして2年生の12月から計8回TOEFLを受験しました。最初は76しかありませんでしたが、最終的には106を獲得し、目標の100を超えることが出来ました!!
私が主に受けていたTOEFLの授業を少し紹介します。どの授業もとってもおすすめです!!!
対面授業
Catherine先生
・TOEFL Integrated Writing
・TOEFL Independent Writing (現Academic Discussion)
森先生
・TOEFL Reading
オンデマンド授業
Williams先生
・TOEFL Listening
2.推薦対策について
上智の公募推薦では志望理由書と評定平均4.0以上、そして当日のエッセイ試験と面接が評価基準となります。
私は志望理由書やエッセイ試験、面接の対策は高校三年生の夏ごろからスタートしました。その際、役に立ったものを少し紹介します。
・LINEのニュース配信
BBCやCNNなど主に世界のニュースを取り扱うLINEのニュースアカウントをいくつかフォローしていました。定期的にニュースが送られてくるため、ざっくりとした世界情勢を知るのに重宝していました。
・大学のパンフレットや公式サイト・シラバス
大学のカリキュラムなどを理解するのに活用しました。志望理由書はかなり内容の深いもの且つ学部への強い興味を示す必要があったので学部の雰囲気をつかむのが非常に重要だと思います。
・フォローアップ
トフルゼミナール横浜校では週に1時間、現役大学生のチューターとのセッション、通称フォローアップ制度があります。
私はフォローアップで先輩方と志望理由書のアイディア出しを行いました。現役大学生だからこそ知っている情報を教えていただいたり、高校生だとなかなか気が付くことのない点を指摘していただいたりと受験期はたくさんチューターさんに助けていただきました。
また推薦の準備だけでなく、TOEFLや学校の勉強など様々な面でサポートしていただきました。
TOEFLなどの英語資格はいわゆる日本の受験英語とは異なります。学校で教わった勉強法などが通用しないため、自分に合った勉強法を見つけるのがとても大変でした。
勉強方法の相談や授業の復習など多くのことを学べました。
🦅 最後に
受験勉強は自分との戦いです。自分の受験方法が正しいのか分からなくて不安になったり、なかなか成果が出なくて焦ったりすることがたくさんあるかもしれません。
でも自分を信じて、頑張ってみてください。きっとその努力が実を結ぶ日が来ると思います。
楽しいキャンパスライフが待っているはずです!!