こんにちは!早稲田大学文化構想学部1年のY.Dです。
今回は、私が在籍している文化構想学部を紹介します!
文化構想学部の基本情報
文化構想学部は、2007年の学部改変で文学部から派生してできた学部です。文学部が「狭く深く」学ぶのに対し、文化構想学部は「広く浅く」学ぶ学部と言われています。詳しくは後述しますが、文学に限らず、多岐にわたる分野の授業が行われています。キャンパスは戸山キャンパスで、文学部と文化構想学部しか入っていないので「文キャン」と呼ばれています。「本キャン」と呼ばれる早稲田キャンパスから徒歩10分ほどの所にあります。
文化構想学部の特徴
① 学べる分野の多用さ
文化構想という名前の学部は、おそらく早稲田大学にしかありません。文化構想学部に行っていると言うと、大抵の人には何を学ぶ所なの?と聞かれます。皆さんの中にもそう思った人がいると思います。学ぶ内容を一言で言い表すのは正直難しいのですが、語弊を恐れずに言うと、「(文系)全部」です。各国の文化、文学、考古学、歴史、映画、メディア、美術、心理学、社会学、国際関係など、本当に多くの分野に関する授業があります。文学部とは兄弟のようなものなので、講義は基本的にどちらの学部の生徒も履修できます。
② 1年のモラトリアム
文化構想学部では、1年生の間はどのコースにも所属しません。ですので、受験の段階でやりたいことが明確にきまっていない人も、1年間様々な分野の授業を取り、自分の学びたい分野・内容を探すことが出来ます。2年生になると、6つの論系と呼ばれるコースに所属します。論系は分野によって大まかに区別されていますが、学ぶ内容が規定されるわけではなく、社会学系の論系で歴史を専門にしていらっしゃる先生もいます。3年になるとゼミに所属することになります。
③ 第二外国語の集中教育
文化構想学部では第二外国語を1年生のときに集中して学びます。多くの大学・学部では第二外国語の授業は週2コマが普通ですが、文化構想学部は一週間に4コマも第二外国語の授業があります!第二外国語は定番のフランス語、ドイツ語などに加え、ロシア語やアラビア語も選択できます。