慶應義塾大学1年生
こんにちは!慶應義塾大学総合政策学部(SFC)一年生のY. S. です。
今回は、私が通っているSFCについて紹介します。知れば知るほど魅力が増す大学ですよ~!
SFC基本情報
SFC(湘南藤沢キャンパス)には総合政策学部と環境情報学部の二つの学部があります。しかし、学部による授業の違いはまったくと言っていいほどありません。
どちらの学部に所属していても、取れる授業は同じです。異なる点といえば、一年生の春学期に総合政策学が必修か環境情報学が必修かという違い、卒業した時の学位名の違い、取れる教員免許の科目の違いくらいです。
私の通っている総合政策学部のポリシーは「実践知」です。(実際に私の代の入試の小論文試験が「知」に関するものでした!)最終的な目標は社会課題を見つけ出し、その解決を図るような政策を作り出せる人材になることとされています。
そのために私たちは大学生活で、既存の研究から知識を得て、それを応用させていくことを求められていると感じます。
SFCの特徴や魅力
🌱緑あふれる広いキャンパス!
私はとにかくSFCのキャンパスが大好きです。たくさんあるのですが、今回は私のイチオシを紹介します。それは何といってもSFCのシンボルの鴨池!鴨池の周りで寝転がってオンライン授業を受けたり、フリスビーをしたりしている学生を毎日見かけます。天気のいい日などは特に、鴨池を見るたびに、こんな開放的な緑あふれるキャンパスで勉強できるほど幸せな大学生活はないだろうなあと思います。
🌱毎日のように刺激を受けられる!
SFCには幅広い分野の授業がそろっています。それにともなって、勉強している分野も人それぞれ。プログラミングにはでていて、それでお金を稼いでいる友達や私のために歌を作詞作曲して作ってくれる音楽に長けた友達、世界の建築を見て回るために世界中を飛び回っている友達など、これがSFC生か、、と尊敬の念を持つ毎日です。自分とは全く異なる研究をしている友達から意外なアイディアをもらうこともあるし、自分の視野が広くなって頭が柔軟になっていることを実感して、とてもワクワクします。それと同時に彼らから刺激を沢山受けて成長できます。
SFCのぶっちゃけ
🔍みんな英語ペラペラ?
私の友達の半数ほどは海外経験があります。やはり、帰国子女など、英語が得意な人も多いですが、全く話せない人もいる印象です。SFCは入試方法が複数あり、一般受験では数学や情報で受験することもできるからです。しかしその人たちはまた、英語以外で長けた能力があり、全員がひとつは人より秀でた分野を持っていると感じます。
🔍お昼休みがない?
はい。お昼休みはありません!基本的に空きコマがあるときはそこで食べますが、授業中の飲食が許可されています!また、学内にご飯を食べるところが沢山あります。学食、ローソン、サブウェイ、キャンパス内にある寮のダイニング、キッチンカー、生協の焼き立てパン、地域の農家が出しているお弁当など、陸の孤島(?)と呼ばれるだけに、キャンパス内で充実したお昼ご飯をゲットできます。
SFC生の一日
基本的に必修科目はほとんどありません。言語も幅広いものから選択でき、英語を取らない人も多い印象です。
おすすめ授業
📚プレゼンテーション技法
山田ズーニーさんによる、表現の為の授業です。自分の奥底に眠っている感情を素直に表現することの奥深さを、実践型授業で学べます。私はこの授業で冗談抜きに、人生が変わる予感がしています!
📚比較体制論
中国と日本を中心に、世界の政治体制を比較する授業です。私たちは民主主義社会に住んでいるので、共産主義や社会主義の実態に触れることは少ないです。国家の存在意義や政治思想の根本を見つめ直すことで、国際的な課題について新たな視点から考えるようになりました。
📚アラビア語
アラビア語と聞くと、呪文のような文字という印象を持つと思います。しかし実際は、文字を読むことさえ慣れれば思ったより難しくはありません。そして何よりも楽しいのは、先生たちが愉快なこと。また、アラブ料理教室、アラビア書道、モロッコでの海外研修など、アラビア語を通してイスラーム圏の文化にも触れるプログラムも豊富に用意されています。
受験勉強の方法
私は英語と小論文で受験しました。
🔥英語はとにかく単語量が必要!
SFCの英語ははじめに選択問題が出題されます。そこで出る単語は学術的なものが多いです。わたしはTOEFL ibtの単語帳を使っていました。
🔥小論文は時事問題が鍵になる!
SFCの小論文は、政策立案や解決策を考えることを求められることが多いです。そのためには、出題された資料の中にある課題に似たような過去の事例を、具体例として挙げることが大切だと思います。実際に私は入試で、アメリカと日本のヘイトスピーチについて取り上げました。