SYMPOSIUM 2014
連続講演会「女性ジャーナリストが語る」
第1回 (2014年11月17日)
映像ジャーナリスト 熊谷博子氏
現在制作中のドキュメンタリー『原発があるまちの記憶(仮題)』の取材映像と共に、福島第一原子力発電所事故から3年半が経過した「フクシマ」の現状が語られた。
熊谷氏はカメラを通じて「フクシマ」は現在進行形の問題であるという事実を訴えかける。東京との分断だけではない。福島の中で「フクシマ」も分断されている。だが、メディアを含め、私たちは出来事を風化させ、「フクシマ」を「過去のもの」へと忘却させようとしている。学生たちも、近くて遠い「フクシマ」の現実に見入っていた。
第2回 (2014年12月8日)
毎日新聞外信部 國枝すみれ氏
中米三国(グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル)から列車の屋根に乗ってアメリカを目指す不法移民に同行した「死の列車を行く」(2011年8月掲載)の体験談が語られた。
國枝氏は「あなたは好きな勉強をして、好きな仕事ができていいわね」と言われたことを記事の締め括りに使っている。講義でも、中米社会が抱える問題を端的に表現したこの言葉に触れられた。自分の意志で人生を決めることができるのは、世界でも限られた人だけであり、私たち日本人はそのことに無自覚であることに気づかされる。
→詳しくは「News letter vol.5」をご覧ください。