TGL GOLD認定者 理工学部生体医工学科 土屋諒真さん 受賞コメント

TGL GOLD認定者 理工学部生体医工学科 土屋諒真さん受賞コメント

2017年8月~9月  夏季セブ島英語留学(フィリピン・短期留学)

2017年11月  全学英語スピーチコンテスト最優秀賞受賞、その功績により理工学部長賞受賞

2018年2月  2017年度理工学部TOEICスコア表彰 学部奨励賞受賞

2018年8月〜12月  協定校交換留学(アメリカ・ノースウエスト ミズーリ州立大学大学)

2019年1月  第5回Toyo Global Leaderプログラムシルバー認定 表彰

2019年7月  2019年度理工学部TOEICスコア表彰 学部優秀賞受賞

2019年3月20日~27日  日中友好⼤学⽣訪中団第⼀陣(中国・短期海外研修)

2019年1月~7月  英語学習支援室・GCS(グローバルコミュニケーションスペース)スタッフ勤務

2020年2月  2019年度理工学部TOEICスコア表彰 学部優秀賞・学科優秀賞受賞

2020年3月  2019年度理工学部グローバルリーダー賞受賞

2020年4月  飛び入学により東洋大学大学院理工学研究科生体医工学専攻進学    


— 受賞コメント —

 まずは、このような賞をいただくことができこれまでの取り組みが評価していただけて大変うれしく思います。私自身、理系として核となる専門知識以外に一つ武器を身に着けたいと思い東洋大学への入学を機に、英語の学習に力を入れることを決意しました。入学してから今日まで、英語学習に熱心に取り組むことができたのは、東洋大学がSGUとして様々な活動に対して非常に厚い支援をしてくださったからだと思っています。ここでは、皆さんのモチベーションにつなげて頂けるように、これまでの取り組みや自分自身の経験などをご紹介していきます。

 入学した時に、交換留学をするという目標を一つとして掲げました。学校が始まってすぐに吉田宏予先生を訪ね、交換留学を目指している旨を伝えたのを今でもよく覚えています。それから、学内の英語に関するイベントや取り組みをご紹介していただき、その後の留学や学習に至るまでとても多くのサポートをしてくださいました。
交換留学に向けてまず取り組んだのは「TOEFLのスコア向上」に向けた学習でした。入学時に受けたTOEICは405点(TOEFL換算で433点)。1年の6月に受けたTOEFLでは490点でした。留学後のことも考えて、最短で交換留学に行きたかった私としては、2年の夏に出発するためにTOEFLのスコアを10月までに最低で500点まで伸ばす必要がありました。そこで、英語の授業を多くとり、課外活動として学部独自に行っているDiscussion clubというものを受講しました。そのかいもあり、10月のラストチャンスである試験で500点ちょうどをとることができました。実はそれまでに月1回のペースで受験はしていたのですが、なかなかスコアが伸びなかったという経緯があり、500点が取れたときにはとてもうれしかったのを覚えています。
交換留学が決まってからは、コミュニケーションの力を向上させることに重きを置きました。私自身留学のメリットの一つは異なる文化やバックグラウンドを持った人たちと触れ合う機会があることだと思っていたので、コミュニケーションを英語でそつなくとれるようになる必要があると考えました。そこでdiscussion clubへの積極的な参加や、外国人講師とのコミュニケーション、またSNSを用いた海外の方とのコミュニケーションなどを行っていました。

 「英語を使う」という点でとても思い出に残っているのはスピーチコンテストです。吉田先生にお誘いをいただき、理工学部の代表として東洋大学英語スピーチコンテストに出場しました。約3か月間練習を積み、マイケル・シュルマン先生のご指導をいただきながら準備をしました。当日はとても緊張しましたが練習の成果を発揮し、最優秀賞をいただくことができました。賞をいただけたことはもちろんですが、賞に向かって努力をし、目標を達成できたという経験は自分にとって今でもとても良い思い出です。
交換留学は僕の大学生活で最も色濃い思い出の一つとなりました。アメリカのミズーリ州にあるノースウェストミズーリ州立大学で過ごした半年間は「YES MAN」という言葉がテーマでした。半年という短い時間でより多くのことを学び、経験し、楽しむためにはより多くの行動をしなければならないと思っていたのもあり、いただいた誘いは断らずにたくさんのことに挑戦すると心に誓っていました。最大20単位、最小12単位で、留学生の平均では13-14単位、現地の学生でも15単位前後なのに対して、17単位履修し、成績も比較的良い形で終われたこと、野球のクラブなどを通してたくさんの友人ができたことなど、本当に多くの経験ができましたし、帰国後の活動にもモチベーションになりました。

 4月から僕は飛び級制度を利用して理工学研究科博士前期課程に進学します。学部での三年間を振り返るととても多くのことがあり、本当にたくさんの経験ができたと感じています。英語学習や留学などを含め、この度の受賞に携わっていただいた多くの方々のご協力には大変感謝しています。また、それと同じくらい常に行動をしてきた自分にも感謝していますし、誇りに思っています。これからは海外の大学院博士課程への進学を、そして海外での就職を目指して、さらに多くのことに挑戦していきます。大学に入ってから、「為せば成る」ということを体現してきました。僕はこれからも進み続けます。皆さんもぜひ多くのことに挑戦し、有意義な学校生活を自ら創り上げてください。 

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