遊園地ごっこ

段ボール迷路が完成しました。全長10メートルはあろうかという本格派です。トンネルをくぐり、狭い道を通り抜け、角を曲がってどんどん進みます。曲がるところを間違えると…おっと、オバケが現れました。もたもたしていると、後ろからお尻をつつかれます。きらきら光る装飾が施された最後のトンネルを抜けたら、やっとゴールが見えてきました。


ご家庭から寄付して頂いたたくさんの段ボールが、大活躍しました。足りなくなるのを心配せず、思う存分使うことができました。他にも、紙皿や卵パック、カラーテープにカラーペン、様々な素材を好きなだけ使えるというのも、普段にはない楽しさだったでしょう。

ひとりで黙々とテープを張り付けたり、誰かが思いついたアイデアを、仲間でふくらませながら作り上げたり、楽しみ方も様々です。没頭して迷路づくりをしている子どもたちをみると、こちらまでウキウキした気分になってきました。

迷路の他にも、おみやげ屋さん、電車、ジェットコースターと、楽しいアトラクションが目白押しです。「遊園地ごっこ」の当日は、ぞう組さんが「運営」をまかされました。

ジェットコースター運搬係のY君は、トンネルの手前で「ゴオオー」という効果音のサービスもしてくれます。チケット係のMちゃんは、お客さんに好きなシールを選ばせてくれました。おみやげ屋さんのSちゃんは、小さなお友達をテーブルまでエスコートしてくれます。

一日二日ではもったいない。今日は、アトラクションを外に持ち出しました。「いらっしゃいませ」というKちゃんの声を合図に、青空遊園地の開園です。おや、電車の線路が昨日よりも随分と長くなりましたよ。おまけに踏切まで付きました。

「遊園地ごっこ」は、まだまだ続きます。