保育園の七不思議1
平姓29年2月24日号
平姓29年2月24日号
保育園では毎日のように不思議なことが起きています。妖精のしわざ、あるいは先生がかけた魔法のせいだとも言われています。今日はその一端をこっそりとお教えしましょう。
その一 何でも食べる
お家ではほとんど野菜を食べないというT君。誕生会の日に給食を一緒に食べたお母さんはびっくりしました。なんと、もりもりと茹で野菜サラダをほおばっているではありませんか。
宝保育園の給食は豊富に野菜を使うことで有名なのですが、T君は見事に完食しました。
担任のM先生が魔法をかけているとか、いないとか。園長は鼻の穴をふくらませながら「呪文をとなえる瞬間を見た」と吹聴しています。信じるか信じないかは、あなた次第です…
その二 消える砂
本堂の縁側の下に砂場があるのはみなさんご存知の通り。この砂は年に数回たっぷりと補充します。補充したばかりの頃は山盛りになっているのに、1週間、2週間と経つうちに、なぜか少しずつ減っていくのです。あの砂は一体どこに消えたのでしょう。
子供たちがおままごとや泥団子でよく遊ぶほど、なくなるスピードも速くなるようです。夜中に砂を食べにくる妖怪がいるという噂もありますが、本当のところは誰も知りません…
その三 ピアノの妖精
ほとんどの子供が帰った遅い時間。外は真っ暗。ふと耳をすますと、誰もいないはずのホールからピアノの音が聞こえてくることがあります。
特に発表会や卒園式の前あたりになるとよく聞こえるそうです。保育園に棲みついた音楽好きの妖精がいたずらをしているとも言われています。
余談ですが、妖精のピアノがたくさん聞こえた年は、伴奏担当に抜擢された先生の腕前が上がるという不思議な現象がおきます。いったいなぜなのでしょう…
他にも不思議なことはたくさんあります。続きは次回をお楽しみに。