鋳鉄製のダッチオーブン
ダッチオーブンを語るには、まず鋳物についてです。
鋳物とは?
金属加工法の一つです。
つまり、必然的に鋳物で鍋が作られたわけです。
ダッチオーブンと鋳物は相性も良いのです。
鋳型に流し込むだけの製法なので、表面に小さな隙間が多くなります。
そこに油が染み込み焦げ付きにくくなります。
しかし、そのせいで結合力が弱いために壊れやすいのが欠点です。
長所
熱の伝わり方が柔らかく蓄熱性に良いので、おいしい料理が簡単に作れる。
油が染み込むため焦げ付きにくい。
万一焦げ付いても焼き切ったり、金属ヘラで落とすことができる。
短所
シーズニング(慣らし)が必要。
使い込まれていないと簡単に錆びる。
油の匂いが染み込むので、料理によっては向かない場合がある。
落とすと陶器のように割れてしまう場合がある。
とても重い。
みなさん、ブラックポットって知ってますか?
鋳鉄製のダッチオーブンは、長く使うと黒く変色します。
そんなダッチオーブンをブラックポットと呼びます。
簡単には、できないので覚悟がいりますがw
そこまでいくと、錆びにくい使いよいダッチオーブンになります。