ダッチオーブンの歴史はアメリカから始まった!
その元となったのはヨーロッパで使われていた鍋です。
1600年代にオランダ人により、アメリカに持ち込まれたといわれてます。
写真は、1930年頃のカウボーイです。
ビーン・ポットといわれるものです。
家庭で使われていたため、足はありません。
足もフランジも無い、ツルッとした豆のような形状でした。
大型オーブンで使うため炭を乗せるためのフランジは要りません。
豆のような姿を見た庶民は!
敬意と親しみをこめて、ビーン・ポットと呼びました。
写真は、現代のビーンポットです。
このビーン・ポットをアメリカ開拓者が改良しました。
それが、現在のキャンプ・ダッチオーブンの元祖です。
大型オーブンでの料理を再現するためにフランジが付けられました。
直火でも安定するように、3本の足が付けられました。
これで、ヨーロッパ生まれのビーンポットが、キャンプ・ダッチオーブンに変わったのです。
写真は1890年頃のダッチオーブン
ダッチオーブンは更に進化しました。
日本では、直火が楽しめるキャンプ場がほとんど無いからです。
そのため、多くのキャンパーは、焚き火台の上の網にじかに置いて使用しました。
ダッチオーブンを吊るすスタンドを持っていれば良いのですが。
網の目に足がはまって使いにくい思いをした方は多いでしょう。
ただ、上からの温めが必要な料理が多いのでフランジは必要です。
写真は、ユニフレームの黒皮鉄板製のダッチオーブンです。
足がないので、網やツーバーナーで使いやすいです。
滑りやすいので斜面では気をつけましょう!