日時:金曜日 16:30 -- 18:00
会場:南大沢キャンパス8号館6階 610
世話人:赤穂まなぶ,深谷友宏,数川大輔
(以下, 敬称略)
会場:南大沢キャンパス8号館6階 610
題目:等積アファインはめ込みの絶対全曲率の最小性と凸性の関係について
概要:ユークリッド空間へのコンパクトn次元多様体のはめ込みに対して,Lipschitz–Killing曲率の絶対値を積分して得られる大域的な幾何量として,絶対全曲率が定義される.Chern–Lashofの定理によれば,絶対全曲率はベッチ数の総和以上であり,絶対全曲率が2であることは,像がある(n+1)次元アファイン部分空間に埋め込まれた凸超曲面であることと同値である.Koikeは2001年に,任意の次元・余次元の等積アファインはめ込みに対して絶対全曲率を定義し,Chern–Lashof型不等式を示した.しかし,等積アファイン幾何において絶対全曲率が2となる場合の幾何学的特徴付けは,これまで明らかにされていなかった.本講演では,アファイン基本形式の非退化性を仮定しない等積アファインはめ込みを対象として,絶対全曲率の最小性と凸性の関係を論じる.主結果として,絶対全曲率が2であることと,像がある(n+1)次元アファイン部分空間に埋め込まれた凸超曲面であることが同値であることを紹介する.
会場:南大沢キャンパス8号館6階 610
題目:TBA
概要:TBA
講師:本多 正平(東京大学)
題目:特異空間上のリッチ曲率の下限と幾何解析
要旨:本講義では特異空間上でのリッチ曲率に関する比較幾何学を紹介する.扱う特異空間はRCD空間と呼ばれるもので,その研究の発展は近年著しい.特にその基礎の部分をきちんと扱うことを本集中講義の目的とする.よってこの講義が終わるころにはRCD空間の定義はいえるようになる.この理論は最適輸送理論と深い関わりがあるが,それについては時間が許せば軽く紹介する.なお,この理論の最近の大きな応用の一つにGabor Szekelyihidiによる特異ケーラーアインシュタイン多様体の研究がある.そのあたりについても時間が許せば触れる.予備知識としては距離空間(と測度論を少々)がわかっていればなんとかなる.
日程・会場:
6月24日(水)14:40~17:50(8号館610)
6月25日(木)13:00~15:00(11号館103)
7月 6日(月)14:40~17:50(8号館610)
7月 8日(水)14:40~17:50(8号館610)
7月 9日(木)13:00~17:50(8号館610)