Q&A

たのしい宇宙講座はどんな講座?

たのしい宇宙講座は、星空案内人資格認定制度運営機構が管理する星空案内人資格認定制度のカリキュラムをもとに「星空や宇宙について知りたい、考えてみたい」というみなさんのために開始した講座です。たのしい宇宙講座の育てたい案内人像(※)にそって星空案内人を養成しています。
東京は、全国的にみても大きな天文施設が集まっている地域です。このたのしい宇宙講座は、多くの個人・団体・施設が協力して実施します。みなさんも東京地方の天文施設をめぐりながら星空・宇宙の学びを楽しんでください!

※星空案内人資格認定制度のカリキュラムは汎用性があります。そのため、育てたい案内人像が、星空案内人資格認定制度をもとに講座を行っている全国の各実施団体で異なります。みなさんそれぞれの考えとマッチする案内人像を持つ実施団体での受講をお勧めします。

星空案内人になるためには?

星空案内人資格を得るには、星空案内人資格認定制度運営機構の認めた実施団体が運営する講座に参加し、必要な単位を修得後、実技試験に合格する必要があります。資格は2段階ありますので、まずは必要単位を取得し星空案内人(準案内人)を目指しましょう。その後、星空案内の経験を積み、独力で星空案内ができるようになれば、最後の実技試験を受けましょう。合格すれば、あなたも新人「星空案内人(星のソムリエ(R))」です。

星空案内人としての活動の場は?

たのしい宇宙講座を運営するNPO法人小さな天文学者の会の観望会のスタッフとして活動することはもちろん、全国の科学館や天文台、天文愛好家のグループなどの活動に自らコンタクトをとって参加する方もいます。星空案内人の活動場所の紹介や交流の場として、星空案内人資格認定制度が運営するシンポジウムやメーリングリストもありますので、興味がある方は制度のページから問い合わせをしてみてください。

NPO法人小さな天文学者の会とは?

NPO法人小さな天文学者の会は、「宇宙を見て、感じて、楽しむ」をスローガンに掲げるNPO法人です。母体は山形県山形市にあり、山形大学理学部と協同して、やまがた天文台の運営などを行っています。関東圏にも多くの会員がいます。詳しくはこちらをご覧ください。

受講に関する質問

Q2-1:受講期間中に、実技試験の「星空をみつけよう」の練習をしてみたいです。

A2-1:

実技試験の練習や認定が正式にスタートするのは、講座終了後になります。それまでは、自主練習いただくかたちになります。でも、どうしても不安で見つけ方について知りたい時、星を確認したいときは観望会などの各種イベントに参加いただき、どんどん質問していただいてかまいません。また、実技試験をどのように行っているかを知りたい場合は試験を見学いただくことは可能です。ご希望の場合は、講座時にスタッフまでお問い合わせください。

Q2-2:講座を撮影・録音することは可能ですか?

A2-2:

講座の撮影・録音はご遠慮いただいております。講師が講座で使用したスライドに関しては、受講生の復習を目的として一定期間パスワードつきで限定公開されますので、そちらをご利用ください。

Q2-3:講座の様子を、ツイッターやフェイスブックに写真付きで投稿してもいいですか?

A2-3:

講座のスライド等を写真に収めてSNS上で公開することはご遠慮ください。
また、講座の様子の撮影の際に、他の受講生の顔が写ったものをその方の許可なく公開するとご迷惑になる場合があります。
そのような事が無いように十分ご配慮ください。

Q2-4:講座受講中に、観望会のお手伝いなどをするイベントはありますか?

A2-3:

内容により、みなさんにもお願いできるものがあれば、メーリングリストでお知らせします。

Q2-5:講座当日、都合で遅刻・早退になってしまう場合、何分程度受講していれば単位認定されるのですか?

A2-5:

たのしい宇宙講座では、育てたい案内人像の下、講座内容ごとに必ず受けていただきたい重要な内容があります。HPに記載されております開始時間より、20分遅れるようでしたら、折角来ていただいても単位認定ができません。尚、遅刻した場合でも講義は自由にお聞きいただく事ができます。また、今年度受けられなかった講義は、来年度無料で受講いただけますので、無理せずに受講いただければと思います。

Q2-6:都合で、受講できない日程があります。どうなりますか?

A2-6:

受講できなかった講座がある場合、その科目を翌年度などに受講することも可能です。スタッフまでご相談ください。また、同じ科目の単位を全国の星空案内人養成講座で取ることもできます。全国の開催状況については制度のホームページをごらんください。(単位互換制度)(https://sites.google.com/site/hoshizoraannaishikakunintei/where)なお、一部の開催地で単位互換を行っていない所もありますので事前に確認ください。

Q2-7:単位認定レポートを、次回の講座前に、郵送・メール・FAXなどで採点してもらうことはできますか?

A2-7:

2022年度の講座から単位認定レポートはGoogleフォームによる提出を採用しており、いつでも提出可能です。

Q2-8:講座終了までに、単位認定レポートが合格できないと、準案内人の資格はとれませんか?レポートは何度でも提出できますか?

A2-8:

講座終了後も単位認定レポートを提出して条件を満たせば資格取得が可能です。また、レポートの提出は何度でもできます。講座終了後にご相談ください。

Q2-9:「困った!レポートをなくしてしまった・・」そんなときは、どうする?

A2-9:

たのしい宇宙講座HPからダウンロードする事ができます。ダンロードはこちら

Q2-10: レポートは一度にたくさん出してしまって良いですか?

A2-10:

出席済の講義のレポートは一度にたくさん出しても大丈夫です(出席をしていない講義のレポートはお受けできませんのでご注意ください)。ただし、講座終了間際に多くのレポートを提出して合格ができなかった場合、講座期間中の資格申請に間に合わなくなります。講座開催期間中の資格取得のためには、早めにレポートを提出をお勧め致します。

Q3-1:星空案内人の資格を取りたいのですが、今年度の講座で必要な単位がとれません。単位互換は可能ですか?

A3-1:

もし、今年度中に必要単位がそろわなくても、来年度以降に取得すれば問題ありません。また、星空案内人資格認定制度は全国で開催されています。残りの単位を他の講座で取得することも可能です。単位互換をご希望の場合は事前に講座スタッフにご相談ください。

Q3-2:三鷹や他の地域でも講座が開催されていると聞きましたが、内容は同じですか?

A3-2:

星空案内人資格認定制度は、星空案内人資格認定制度運営機構によって管理されており、そのルールにのっとって全国の実施団体が講座を実施しております。しかしカリキュラムに関しては、各実施団体で柔軟に組める箇所がいくつかあります。そのため、各実施団体によって講義内容に違いが出る事があります。
各実施団体によって講義内容などで違いが出てくる理由は、「育てたい案内人像」が違う為です。施設ボランティアの育成に制度を使っている実施団体もあれば、生涯学習の一環として制度を使用している実施団体もあるからです。全国基準はもちろん満たすように講義はされますが、付加的な部分で各実施団体の特徴が出てきます。これは、各実施団体の特色や現状にあった案内人が育成できるよう、カリキュラムの3割程度は融通が利くように設計されているためです(中学校などにも学習指導要領がありますが、各中学校や先生によって実施の仕方に特色があったりするのと似ています)。

各団体の案内などをよくお読みになって、どのような星空案内人を育てようとして、その団体がこの制度を導入しているかを判断いただき、それぞれの実施団体の個性をうまく利用して、みなさまの学びたいことを学んでいただければと思います。