たのしい宇宙講座は、NPO法人 星のソムリエ機構が定める星空案内人資格認定制度に基づいたカリキュラムで講座を行っております。そのため、所定の講座への出席と単位を取得することで、星空案内人資格を取得することができます。ただし本講座は、星空・宇宙関連のボランティア活動や星空案内を実践して豊かな生活づくりを目指すための講座です。星空案内人資格取得だけを目的とした受講はご遠慮ください。 

資格は、講座を受講すれば必ず取得できるという訳ではありません。資格取得に向けて受講をお考えの方は、以下の内容を良くお読みいただき、ご了承の上ご受講いただけますよう、お願い致します。このページと合わせて、「たのしい宇宙講座とは？」のページもご覧ください。

資格は2段階になっています

星空案内人（星のソムリエ®）の資格は星空案内人（準案内人）資格と星空案内人資格の２段階となっております。星空案内人（準案内人）資格は、講座をご受講いただく事で比較的簡単に取得することができますが、星空案内人資格を取得するには、実際の空を使った望遠鏡の操作や星座案内、ボランティア活動の実地などが必要となるために時間を要します。

星空案内人（準案内人）

最初のステップは「準案内人」、ひととおりの勉強が終わった段階です。たのしい宇宙講座をご受講いただき、所定の科目への出席および単位取得によって得られる資格です。まずは準案内人資格の取得を目指しましょう！この資格で十分ボランティア活動を楽しんでいただけます。公開天文台などに通ったりして星空案内の練習を積みながら、星空や宇宙を伝える活動を楽しんで下さい。

 星空案内人

準案内人資格の取得後ボランティア活動での実地を経て、「星座を見つけよう」などの実技試験や「星空案内の実際」の実技試験（ボランティア活動内での実地試験）に合格し必要な単位を取得することで得られる資格です。実技試験は練習が必要ですし、その実施は天候にも左右されるため早い人でも１年〜２年の歳月を要します。ゆったりとボランティア活動を楽しみながら、資格取得を目指しましょう。

星空案内人(星のソムリエ®)までのステップ

1. 申し込み

受講申し込みをしてください。たのしい宇宙講座は受講希望者が多い場合は選考を行います。

2. 受講する

テキストを購入して、忘れずに各講座を受講していきます。資格取得には講座出席が必須です。休まずに頑張りましょう。

3. 単位を取得する

講座には講義科目と実技科目の２種類が存在します。講座受講中は、講義科目の単位取得を目指して下さい。（実技科目の単位取得について「5.練習をする」をご覧ください。）講義科目については、講座初回オリエンテーション時に配られる単位認定レポートの問題を解いて提出し、合格することで単位を取得することができます。その中でも「さあ、はじめよう」と「望遠鏡のしくみ」は必ず単位を取得しなければならない科目です。頑張ってチャレンジしましょう。

4. 準案内人になる

準案内人になるためには、このページの最後に記載されている表のそれぞれの科目の単位取得または講座出席が必要です。準案内人に必要な条件がそろったら事務局に申請をしてください。認定証ならびに認定書を発行します。当講座で取得できるのは、準案内人資格までです。案内人資格を取得するためには、実技試験を受けて合格することが必要です。NPO法人小さな天文学者の会では、会員向けに実技試験を行ったり、練習の場を提供したりしています。案内人資格の取得を目指す方は、NPO法人小さな天文学者の会（年会費は3,000円）へご入会いただき、ボランティア活動を通して、５〜７のステップを目指してください。

5. 練習をする

案内人を目指すために、NPO法人小さな天文学者の会が開催する観望会などに参加して星空案内の練習をしたり、練習会に参加して望遠鏡の操作を練習したりして、経験を積んで行きましょう。

6. 案内人になる

十分に経験が積めたら、「星座を見つけよう」や「望遠鏡を使ってみよう」の実技試験を受けて単位を取得しましょう。最後に「星空案内の実際」の実技試験を受けて合格すれば星空案内人です。各実技試験は、講座初回オリエンテーション時に配布される単位認定チェックシートに基づいて行われます。

7. 独り立ちをする

星のソムリエ®の誕生です。しかし、資格を手にした時点ではまだまだ生まれたてです。ますますの経験を積み、新しい知識を吸収していきましょう。活動の場所は、事務局でも紹介しますが、身の回りを見渡せば、意外と多くの機会があるものです。それらを見つけて開拓するのもソムリエの仕事でしょう。頑張って、独り立ちをしていきましょう。