完熟南高梅のへたを取る、ガクやおしべがまだ残っていたりする。
水で洗うが、漬け置いてなどの渋抜きはせずに塩に漬け込む。
樽に入れて重しをかけ、何週間か置きます。
塩漬け2日後の梅の実
水分が出ているのが目に見えてわかります。
そして1か月後に様子を見ると
もっと水分(梅酢)がふえています。
梅干し作り第2の作業、漬けた梅を3日間干します。
梅酢は琥珀色、今年は赤紫蘇を入れませんでした。
網の上にひとつずつ並べて、まんべんなく太陽の光が当たるようにします。
このカラッと晴れた土用の時期にやらないと、すぐに熱帯夜と夕立の季節が来てしまう。
2日目塩が吹いてきた
3日目よく太陽の熱を受けてほかほかです。
箸で梅の皮を突いて破らないようそっと裏返す
今年は紫蘇を入れなかったことにより、 日光のあたり具合について、乾燥以外に大切な作用があることがわかりました。
日光に当たることで、梅の色が赤くなる。
写真の右側が影になっていた面、左側が光に当たっていた面です。
最終日には色の薄い部分が日に当たるようにこまめに裏返して、赤い梅干しが出来上がりました。
保存容器にいれると、梅のエキスが内側から皮の部分まででてきておいしくなる。