大学設置基準が大学に求めることは、講義回数分(各回ごとの計画ではない)の計画と、成績評価の基準をあらかじめ示すことにすぎない。それらをシラバスという方法で実現すべきだという言明もない。実際、文科省がシラバスに関して具体的な指導をしたということは確認されていない。