雑菌 その1 手洗いとうがい
冬将軍が到来すると空気も乾燥し、風邪の季節となります。
2月ぐらいに向けインフルエンザもはやりますね。
さて、その予防策として以前は「うがい」が言われていましたが、最近は「手洗い」が重視されています。
そこで、今回は「手洗いとうがい」についてまとめてみました。
1、手洗いのしかた
手洗いをする方法として、6つのものが示されていますので、まずはそれをご紹介します。
手を水で濡らし十分に泡立てましょう。
(1)手のひら。
(2)手の甲。手のひらと手の甲を重ねるようにして洗います。
(3)指の間。手のひら同士を合わせて洗い、次に手のひらと手の甲を重ねて洗います。
(4)爪の中と手のひらのしわ。手のひらに反対の手の爪を立てて爪の中と手のひらのしわの間を洗います。
(5)親指。親指を反対の手で握って回すようにして洗います。
(6)手首。手首も反対の手で握って回すようにして洗います。
水できれいに石鹸と一緒に汚れを落とします。
本来はきれいな空気の中で自然乾燥と言われますが、この季節は乾燥して空気中に雑菌が漂っていますし、手が冷えてひび切れなどの原因になったりするのでお勧めできません。
そこで、きれいなハンカチで拭くのが一番ですね。
しかし、子どもたちの中にはポケットの中からくしゃくしゃになった何日洗ってないのだろうと思うようなハンカチで手を拭く子や、洋服で拭く子もいます。
できれば、このようなことからも毎日自分でハンカチを用意できるような子になってほしいですね。
2、うがいのしかた
水を口に含み、上を向いてガラガラと…。というのがうがいですが、初めから上を向いてのどの奥をうがいしてしまうと手前にあった雑菌までのどの奥へ持って行ってしまうそうです。
そのため、まずは口の中でぶくぶくうがい。
それを繰り返してからガラガラうがい。
水の量は多すぎず、その分は回数を増やすといいですね。
可能であれば、うがい薬などもあると効果は上がるでしょう。
以上、今回は雑菌からの予防としての手洗い、うがいでした。
が、菌に対する考え方に疑問を投げかけている人もいます。
次回では、その投げかけをご紹介しましょう。